信心過ぎて極楽通り越す

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2018年 01月 10日

西経9度30分

ロカ岬。

ユーラシア大陸最西端の岬である。

ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスが詠った「ここに地終わり海始まる」Onde a terra acaba e o mar começa)を刻んだ石碑が立っている。
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かつてこの地から東へ西へ漕ぎ出していった。大航海時代の始まりである。



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# by gokurakutojigoku | 2018-01-10 16:27 | 旅行 | Comments(14)
2017年 12月 20日

Western Electric Ⅱ

WE420Aをお借りして1か月。お別れの時を迎えました。

ワインが開くがの如く更にエージングが進んでまろやかな味わいになりました。

何も足さない、何も引かない、突出したところも不足も無い、見事なバランス。

久しぶりに TELEFUNKEN を挿してみると外連味を感じるくらい活発な音に聴こえました。
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これはもう優劣をつけるような次元ではなく、好みや気分の問題です。

最初は TELEFUNKEN の方が闊達でジャズ向きかなと思いましたが、

音が開くにつれ WE の懐の深い音が麻薬的に感じました。

このような機会を与えてくださったsankanchiさんには心からお礼申し上げます。

おかげ様で球に対する概念が変わりました。

”球転がしなんてしない”と思っていましたが・・・・・。

気持ちよく底なし沼を泳いでいましたが最近浮力が失われつつあります。

「い、息が出来なくなってきた。」(笑えない)














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# by gokurakutojigoku | 2017-12-20 23:02 | 真空管 | Comments(13)
2017年 12月 13日

パイナップル

冬なのにパイナップルの話。

コストコでパイナップルを買ってきた。

真っ青なパインというか、正確には緑色だけど。
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10年位前だったかな、

ハワイのドール・プランテーションに行ったら真っ青なパインと黄色いパインが並べてあって、

さて、どっちが美味しいパインでしょうか?と書いてある。

答えは「青いパイン」。横で一緒に見ていた白人のおばさんも知らなかったと言う。
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その後真っ青なパインを買うようになって「ハズレ」は一度もない。

黄色いパインを買っていた時はそれなりの確率でボケた味の「ハズレ」があった。

コストコの売り場でも皆が黄色いパインを選んでいた。

すいませんねー。美味しいパインを残していただいて・・・。











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# by gokurakutojigoku | 2017-12-13 22:03 | グルメ | Comments(4)
2017年 12月 08日

Western Electric

今年の1月に EMT JPA66 の球を TELEFUNKEN ECC83 に挿し変えて満足している小生ですが、

先日 sankanchiさんからとんでもないブツが送られてきました。

Western Electric 420A !! 実物を拝んだのは初めてです。

WE 420A(5755) は ECC83 とピンレイアウトが異なるだけでアダプターかませれば互換球として使えるとの事。

sankanchiさんが「球転がし」と言う底なし沼に小生を突き落とそうとする魂胆はミエミエですが、

底なし沼を気持ちよく泳いでみたいという自虐的な誘惑に駆られ取り敢えずソケットに挿してみました。

実はこの球は新品で、先ずは100時間程エージングせよというお達し。
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しっかり4日間通電した後、レコードに針を落とします。

正直な話、音は期待以上でした。
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TELEFUNKEN はドイツ車のような剛性の高いシャシーに硬めのサスで、段差をタタッと乗り越える快感。

WE は剛性の高いシャシーは同じですが、ジャガーのようなにしなやかな足といった佇まいなのです。

もうこれは力感とか解像度とか、とういう話をするのはナンセンスと思ってしまうほど、

軟弱とは全く違う物腰の柔らかさが幅や深みをさりげなく発露するところにWE の魅力を見せつけられました。




底なし沼を気持ちよく泳ぎながら思いました。

更にエージングが進んだらもっと・・・・・。

毒を食らわば皿まで。






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# by gokurakutojigoku | 2017-12-08 00:01 | 真空管 | Comments(12)
2017年 11月 19日

雪のち雪

昨日から降り続いて、今日も1日中雪の予報。
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アンプで部屋を暖めて、「MANTECA」を聴く。

Red Garland trio にコンガの Ray Barreto が加わってアーシーな魅力がたまらない。
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アフロジャズ的熱気だがガーランドのシングルトーンは知的でリリカル。

沈んだ気持ちに喝が入った。










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# by gokurakutojigoku | 2017-11-19 22:22 | ジャズ | Comments(14)
2017年 10月 27日

No.32L

16年間苦楽を共にした Mark Levinson No.32L を手放す時がきました。

このアンプが原因で出音が決まらないことは一度もありませんでした。

音質上のトラブルは全て他の周辺機器を疑いました。

抜群の信頼感で小生の欲求に応えてくれました。

接続機器の性能を引き出す「黒子のアンプ」という発売当時の評価は的を得ていて、

クセや色という個性は感じません。だからこそ接続機器の色が素直に露出される訳です。

無個性と書くと蒸留水的無機質な音と捉えられるかもしれませんが、

適度なミネラルを含んだ”美味しい水”という表現が的を得ていると思います。
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聴かなくなったオーディオ機器は比較的あっさりと放出してしまう小生ですが、

このアンプだけは後ろ髪を引かれるような一抹の寂しさを感じています。

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# by gokurakutojigoku | 2017-10-27 23:10 | アンプ | Comments(12)
2017年 10月 15日

紅葉狩り

道東のオンネトー
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凛とした朝の空気が冬の足音を予感させます。

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十勝の中札内美術村にある「ポロシリ」

菓子メーカー六花亭が運営するレストラン。

道東方面に行ったら毎回立ち寄るランチスポットです。
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特別なものはないのですが素朴で何を食べても美味しい。

コロッケ、焼売、煮つけ、寄せ豆腐、栗ごはん 等々、季節に応じてメニューは変わりますが、

「究極」という言葉が大袈裟ではない程の洗練度。

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敷地内には美術館が点在し枕木の遊歩道がそれを結んでいます。

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札幌の紅葉も来週くらいにはピークを迎えそうです。







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# by gokurakutojigoku | 2017-10-15 21:05 | 旅行 | Comments(6)
2017年 10月 13日

EAR 912 を聴く

いつの間にかラックに収まってしまいました。

毎日電気を通して少しずつこなれてきました。
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先日、"Mr. Mark Levinson" を目指すレビンソン蒐集家 Hさんがいらっしゃいました。

久しぶりに出現した「レビン損!」です。

非常に感性豊かな行動派です。

ジャズボーカルをこよなく愛する彼は Old Levinson に惚れ込んで短期間でたくさんのアンプを手にいれました。

”信心過ぎて極楽通り越す”状態のため冷静な試聴が出来るか心配でしたが・・・(爆)
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EAR912 → Cello → JBL の音を聴いて頂きました。

アナログは EMT JPA66 を使うとバランスがとれている。

EAR912 のフォノはややドンシャリかな。

黄金期のモダンジャズはほとばしる熱気に遣られます。

共通した感想でした。

Hさんは Levinson の魅力を引き出すために現在悪戦苦闘中です。

いつかお邪魔させてください。














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# by gokurakutojigoku | 2017-10-13 23:28 | 御来客 | Comments(10)
2017年 10月 04日

オリジナル盤

百見は一聴にしかず。

先日、いつも懇意にして頂いているsankanchiさんからオリジナル盤を貸していただきました。

長年苦労して蒐集してきた貴重な財産を会ったこともない若造に預けてしまう懐の大きさに、正直驚きました。

「一聴入魂」の気持ちで針を下ろしました。
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通常盤と最も違うのは「鮮度」。

近年の「マザーテープから・・・とか、リマスター盤」とは一線を画す音質です。

畑から引き抜いたセロリをカリッと噛んだ爽快感に通じるものがあります。

磁気テープは時間と共に、特に高域は劣化しますから、この音は当時のマスターに入っていた音そのものなのでしょう。

以前、オープンデッキを使っていたので経時的音質劣化は体感しています。

数十年どころか年単位で劣化します。

小生が所有する通常版と比較しましたが、空気感が違います。

乾燥した日と湿度の高い日の青空の違いです。

小生も僅かですが1stプレス、2ndプレスを所有してますが、全く同じ傾向です。

"Waltz for Debby" ”Meets the rhythm section" や "Furtwangler"のオリジナル盤を聴けるとは夢にも思いませんでした。

感激しました。

良い経験をさせていただき感謝しています。

ありがとう御座います。







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# by gokurakutojigoku | 2017-10-04 23:38 | ジャズ | Comments(10)
2017年 09月 26日

EAR 912

数年前から気になっていましたが、機会がなくて現物を見たこともありませんでした。

何か色気のあるフォノアンプがないかと探していて目に留まったのがEAR 88PBでしたが、

現状の Mark Levinson No.32L の選手交代も考えるようになり、88PB が内蔵されたプリアンプ EAR 912 に興味が惹かれました。

試聴機を借りることが出来たのでじっくり聴いてみます。


                                            EAR 88PB の写真は代理店HPから拝借
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非常に魅力ある音です。エモーショナルという言葉がぴったりです。

音が前に出てエネルギーとエッジがあります。

生きたジャズが眼前に広がります。

最新のトランジスターアンプの洗練された音もいいですが、ECC88を使った、球のどこか人間味のある温度感がたまりません。

肝心のフォノステージも全く同じ印象で、響きが厚くそれでいて大味にはなりません。

入力インピーダンスも3Ω~40Ωで SPU 使いの小生には打って付けです。
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新しい機器の試聴では音を分析的に聴いてしまいますが、今回は殆どのソフトを最後まで楽しみました。

試しにエールシステムを AER 912 で鳴らしてみます。

Ayre KX-R Twenty の躍動感や陰影感にアナログ調の肉厚な音の粘りを加えたようなクラシックになりました。

どちらがいいと言うことではなく、甲乙つけがたい、気分で鳴らし分けたら・・・という気持ちです。




試聴機を返却して 元にに戻すと今更ながらNo.32Lの素性を知ることになりました。

発売当時”黒子のアンプ”と評された音はやっぱり大人しい。

ジャズクラブのライブ感というよりは弦楽四重奏的上品さになってしまいます。

さて、この魅力に抗うことができるのか・・・・・・・本当に悩ましいです。














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# by gokurakutojigoku | 2017-09-26 22:12 | アンプ | Comments(10)