出火前の部屋は300~600Hzが盛り上がり、音の透明感が損なわれてしまう悩みがあった。
簡単に言うと濁った汚い音だったんですよー。
そこで積極的にグラフィックイコライザーを使ってなんとかお茶を濁す・・・。
濁り+濁り=透明(わー、すごい!)ということにはならなかったんだなー。
そして悪夢の火事の後、これはまたとないチャンスでは・・・。
と思わないとやってられないという、何でも都合良く考える精神的自己防衛本能が活性化し、
すこし気が楽になったところでN社の”棒状吸音拡散材”をオーディオ雑誌で知るのである。
今までの吸音建材は高域には効果があるが中低域はほとんどダメ。
この製品のすごい所は中低域に抜群の効果があること。
しかしである。拙宅のオーディオルームの面積にこの製品を導入すると1,000マンは軽く超えることが判明。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ず~と考えて)知り合いの木工工場の工場長に相談。
工場長曰く、「集成材メーカーから材料取ってやるから俺とお前で組み立てるか?」
嗚呼、神様、仏様、工場長様。おねげーしますだ。
ガレージに運び込まれた棒状吸音拡散材を有機自然塗料で塗装する。