信心過ぎて極楽通りこす

sinjitara.exblog.jp
ブログトップ
2015年 11月 05日

アッテネータ その2

Pass labo XVR1 のアッテネータのガリ問題はこのチャンデバを使う方々の共通した悩みだと思われますので

アッテネータ換装の備忘録として注意点をUPしておきます。


① アッテネータ(ポテンショメータ)の選定について

オーディオマインドでアンプ等の修理を手掛けているO寺さんに推薦されました。

「最近は良質な部品がなかなか手に入らないが、東京光音のアッテネータは品質的にも音質的にも満足できる。」そうです。

東京光音のHPをみると連続可変型ポテンショメータのページに CP-600 Series があります。

その中のデーターシート(英語版)の青いボタンをクリックすると、詳細のpdfが開きます。

左下の Output Law に減衰特性が示されています。

この中でTaper A か Taper B を選択しますが、B は純正品の特性、A は同じレベルで比べるとツマミは高い位置になりますので

S/Nは有利になります。

純正品は10kΩなので、CP-601 A 10kΩを選びました。

別ページに連続可変型アッテネータ CP-600 Series がありますが, これは使えないので要注意です。


② 換装の手順について(以下、ポテンショメータと呼びます)

先ず四角い本体に回転防止の半円形の凸があるのでこれを削り取ります。
e0213363_00132934.jpg
削り取った後
e0213363_00142575.jpg
ツマミを固定しているイモネジを緩めます。この六角はインチです。
e0213363_00213471.jpg

ポテンショメータを固定しているナットを外します。このナットもインチです。
e0213363_00220025.jpg

ワイヤーから古い部品を取り外します。
e0213363_00231634.jpg
被覆を7mm位剝きます。
e0213363_00241614.jpg
ポテンショメータの端子を J の字に曲げておきます。
e0213363_00275163.jpg
ワイヤーに15mm位に切った熱収縮チューブをあらかじめ差し込んでおきます。
e0213363_00301629.jpg
e0213363_00391126.jpg
純正品と同じ位置にワイヤーを半田づけします。(正面から向かって左から赤、白、青)
e0213363_00304409.jpg
熱収縮チューブを熱して出来上がりです。
e0213363_00310191.jpg
半田づけする時は基盤の上に厚手の紙等をひいておいた方がいいです。

基盤に融けた半田が落ちるととんでもない事になります。

あとはポテンショメータを定位置に取り付けますが、ネジを切ってある部分が純正品より短いので

CP-601に付属するワッシャー1枚をかませてピッタリです。

シャフト径は純正品より細いので回転時に少しだけ偏心しますが気にはならないと思います。


以上ですが、この改造はあくまでも自己責任でお願いします。

何かあってもエレクトリは修理を受け付けないかもしれません。









[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-11-05 01:06 | アンプ | Comments(2)
2015年 11月 03日

アッテネーター

Pass labo のチャンデバは音が良く調整範囲が広く使いやすいのですが、

レベル調整のアッテネーターがカーボン製で盛大にガリを発する欠点があります。

数年前にも純正のアッテネータを取り寄せ交換しましたが時間が経つと同じ症状が出てきました。

そこで今回は東京光音製コンダクティブプラスチック型に変えてみました。
e0213363_21271922.jpg

純正品は減衰特性がBタイプのようですが、二字曲線型のAタイプの方がツマミの位置を高い所で使えるので

音質的に有利との判断からAタイプを使ってみました。(マインド寺技術部長O寺さんの勧め)
e0213363_21273435.jpg

拙宅にはPass laboのチャンデバが5台あるので、先ずはJBLに使っている2台からです。
e0213363_21275274.jpg

ガリが消えたのは勿論ですが音も変わりました。

音色は変化ないですが基本特性が上がった感じです。

交換して気付いたのですが、純正品は音か滲むようなスッキリしない感じがあったようで

東京光音製は見通しが良くなって表情がクリアーになりました。

ついでに気になっていたLEDのパイロットランプも交換します。

海外アンプによくあることですが色も明るさも違います。
e0213363_21280794.jpg

近日中にエールのチャンデバも換装してみます。

エールの解像度がこの違いをどこまで出してくるか楽しみです。



[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-11-03 21:40 | アンプ | Comments(8)
2015年 10月 28日

4人の試験官

4人の試験官がエンマ帳を持ってやって来ました。
e0213363_20411877.jpg
普段の努力と生活態度を採点するそうです。

努力は人並み以下、生活態度は荒れ放題。

心の迷いを簡単に見抜かれました。

特にエールシステムは小生が最も煮詰まらない部分・・・・・

ウーファーと高域のレベル設定のバランスで良きアドバイスを頂き視界が開けました。


指導内容は次の通りです。

① キャノンコネクターの接点清掃はマメにしなさい。(JBL の突然の接点不良)

② エールドライバーの管理をしっかりしなさい。(ツイーターの僅かな歪み)

③ DS光カートリッジを導入しなさい。

④ ハイレゾに手を出しなさい。

⑤ トリノフを試しなさい。


e0213363_20414346.jpg
己の音を聴いていただいて視野が広がるとは、変な表現ですが・・・・・。

第三者の様々な角度からの客観的分析は本当に貴重です。


また懲りずにお越しください。








[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-10-28 00:19 | Comments(6)
2015年 10月 25日

マグネットマジック

雪まじりの荒天の中御来道された四匹の侍達と北の達人邸を訪問しました。
e0213363_20393882.jpg
向かって左端のS藤さん以外はこの装置初接見です。

S藤さんはご自分のシステムのお手本としてのこの装置の細部に目を凝らします。

中央左手のY山さんは、豊かな音楽を再現する手段としてのオーディオに耳を傾けます。

中央右手のじゃじゃおさんは歩く測定器です。

右手のT中さんは出音と装置の論理的摺合せに没頭します。

右端の北の達人さんは余裕の表情で侍達の斬鉄剣を受け止めます。
e0213363_20391596.jpg
今回の見どころは2つ、

highとmid highのドライバーがより大きなマグネットに換装されたこと、
e0213363_20402086.jpg
e0213363_20405274.jpg
そしてプリやCD等の送り出し機器をチャンデバ・パワーアンプゾーンに移動させ、チャンデバとのバランスラインの短縮を図ったことです。
e0213363_20395825.jpg
以前に比べ明らかに力強さとヌケの良さを実感しました。

やや大きめだった音像もタイトになってフォーカスがよりシャープになったと思います。

マグネットとケーブルの長さが変わっただけで起きた変化量にオーディオの奥深さを感じました。

同時にクロスの再設定等は行っていますが、能率や音圧が変われば全体のバランスも変わってしまうのでこれはmustなのです。

山登りは頂上直下が一番苦しいものですが、山頂が視野に入ってきた北の達人さんに助けられて

小生も力を振り絞って頂上を目指したいものです。

同じエール使いとして。



[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-10-25 22:30 | 訪問記 | Comments(4)
2015年 10月 20日

福山雅治

小生の事を知る者にとって、この題名のブログは殆ど”天変地異”に等しいかもしれない。

当の本人にとっても”青天の霹靂”以外なにものでもありません。023.gif

限定発売のLPがHALさんから送られてきました。

とにかく凄いから聴け!と・・・

題して「魂リク」
e0213363_00455112.jpg
福山雅治のオールナイトニッポン「魂のリクエスト」の中で歌われた曲らしいです。

針を降ろして驚きました。

音じゃなくて、一曲目が「銭形平次」。しばし無言026.gif
e0213363_00454095.jpg
肝心の音です。

96kHz 24bit マスターは伊達じゃないというか、

静粛の背景から現れる歌声が息を飲むリアリティーで、

1930年製「Martin OM-45」アコースティックギターは誇張の無い滑らかなエッジが凄みを放ちます。

過去にも経験しましたがデジタル音源をアナログで再生すると、何か不思議な感覚を覚えます。

デジタルでもない、アナログでもない、違うフォーマットのような。

彼のプロフィールや声の音質を絶望的に知らない小生なので、002.gif

カミさんに聴かせたところ「これは凄いわー。そこで歌ってるみたい。声に違和感はないよ」という答えでした。

よかったです。取り敢えずエールシステムの音調は”マトモ”みたいです。



[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-10-20 00:50 | Comments(9)
2015年 10月 17日

収穫の秋

余市の果樹園。収穫の秋です。
e0213363_00372941.jpg
札幌はスープカレーの激戦地です。

考えてみれば、カレー皿の中は秋の収穫づくしです。
e0213363_00374545.jpg
数あるスープカレー屋のなかでも小生のお気に入り、”エソラ”です。

派手でもなく地味でもなく、濃くもなく薄くもなく、旨みとコクがバランスよく溶け込んでいます。
e0213363_00380470.jpg
音もこうありたいものです。

因みにここのカレーにはリンゴもハチミツも入っていません・・・・・たぶん。

[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-10-17 00:42 | グルメ | Comments(4)
2015年 09月 30日

バイブル

今から35年くらい前に手に入れた小冊子です。

販売店の販促用にアキュフェーズが出した手引書で、マルチアンプの基礎が分かりやすく書いてあります。

今から思えば、この時代はオーディオの黎明期から全盛期に移行中の時期でアキュフェーズの並々ならぬ情熱が伺えます。

当時学生だった小生はオーディオに拙い知識しか持ち合わせていませんでしたが、

この手引書を読みながら「いつかはこんなシステムに挑戦してみたい」と漠然と思いを巡らせていたのは確かです。

もしこの手引書を読んでいなかったら「信心過ぎずに極楽」を楽しんでいたかも知れません。

いえ、たやすく「ロン」を許さない大いに魅力的な世界に足を踏み入れることは無かったと言うべきでしょう。

実際にマルチアンプに手を染めてからは非常に役に立ちました。

これからマルチに迷い込む方、現在迷い込んでいる方、マルチなんかに手を出したらおしまいだと思っている方、

きっと役に立ちます。

ベテランの方も知識の再確認のつもりでご覧になって頂ければ幸いです。
e0213363_21311820.jpg
e0213363_21325342.jpg
e0213363_21344071.jpg
e0213363_21350258.jpg
e0213363_21364642.jpg
e0213363_21371320.jpg
e0213363_21373780.jpg
e0213363_21424881.jpg
e0213363_21391578.jpg
e0213363_21394698.jpg
e0213363_21400543.jpg
e0213363_21402247.jpg
e0213363_21451241.jpg
e0213363_21453813.jpg
e0213363_21461426.jpg
e0213363_21463563.jpg
e0213363_21493046.jpg
e0213363_21500327.jpg
e0213363_21503191.jpg
e0213363_21505559.jpg
e0213363_21520437.jpg
e0213363_21521914.jpg
e0213363_21523645.jpg
e0213363_21525479.jpg
e0213363_21535205.jpg
e0213363_21541601.jpg

[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-09-30 23:01 | Comments(12)
2015年 09月 29日

Pim Jacobs

訳あって我が家に来た Come fly with me-trio Pim jacobs のオリジナル盤。
e0213363_12410740.jpg

以前寺島氏によって紹介され一躍有名になった”演奏の内容を伴った優秀録音”・・・・・だったかな?

1982年のアナログ録音らしいのですが、こんなのを聴いてしまうと「アナログ、デジタルという器なんてどうでもいいや」と思ってしまいます。

Pim Jacobsといえば奥様のRita Reys。

以前にも紹介しましたが、夫婦共演のアルバムは "Jazz pictures at an exhibition-Rita Reys and the Pim Jacobs trio featuring Kenny Clarke"が有名ですが

今回は "Our favorite songs-Rita Reys & trio Pim Jacobs"
e0213363_12412599.jpg

全曲、おしどり夫婦ならではのリラックスムードで本当に癒されます。


大雪山では積雪が始まっています。

暫くすると平地にも紅葉が降りてきます。







[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-09-29 15:09 | ジャズ | Comments(4)
2015年 09月 16日

センターを出す

退院したエール4550PBeの体調が悪い。

音がわずかにビビるのです。

ダイヤフラムの割れとは違う音で、高域の「チリチリ」が耳にさわります。

今までの経験からボビンがギャップの中で干渉しているのは間違いなさそうです。

先ずはダイヤフラムが無事であることを確認してからセンター出しを行いました。
e0213363_01434857.jpg
e0213363_01442579.jpg
音を聴きながらダイヤフラムを吊っているステンレスフレームを前後左右に動かすのですがこれが難しい。

ボビンがギャップの壁に触れるとピストンモーションが制限されて音圧が下がるので、最も音圧が上がる位置がセンターです。
e0213363_01443700.jpg
慣れてくると「ほぼセンター」という所まではいけるのですが、問題なのはここから先です。

「チリチリ」の原因の微細な干渉はこの方法では判別できません。

調整をしてホーンを装着し、エンクロジャーの上に載せて全帯域の音を出して確認する・・・・・。

数日にわたって15回位繰り返して何とか「チリチリ」から解放されました。

こんなに真面目にウエイトトレーニングしたのは久しぶりです。
e0213363_01445292.jpg
エールのドライバーの工作精度には驚かされます。

ギャップが極限まで狭いのでボビンとポールピースの間隙は0.3mmもないでしょう。

これで再び前に進めそうです。







[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-09-16 01:51 | スピーカー | Comments(2)
2015年 08月 27日

ダイヤフラム

この一週間、クラシックとジャズそれぞれのクロスオーバーポイント探しに集中しました。

低域と中域のクロスはほぼいい線まで詰めたのですが、ミッドハイとツイーターのクロスが定まりません。

10,600Hz 12dB/octだと硬く、8,800Hz 12dB/octだと甘く,9,300Hz位で繋げられればいいなぁ。

そこで既成概念を捨てて、8,800Hzにてlow passを6dB/octで、high passを12dB/octでカットしてみました。

今までになくいい感じです。

更にhigh passを18dB/octにすると凄くいい。

ヴァイオリンーヴィオラセクションとチェローコントラバスセクションが綺麗に共鳴する感じが出てきました。

同時にチャンデバのレベル調整に各ユニットがかつてないほど敏感に反応するようになりました。
e0213363_22384269.jpg
こうなると、以前から何となく認識していたことですが、右チャンネルの高域に歪みのようなものが乗っているのが気になって仕方がない。

ソフトによって差がありますが右チャンネルを意識してしまうことが多いのです。

チャンデバや接続をチェックしても改善されません。

そこでミッドハイ 4550PBeのイコライザー部分を取り外してみました。
e0213363_22392390.jpg
e0213363_22390650.jpg
これを外すとダイヤフラムに触らずに上から覗くことができます。

ショック!!ダイヤフラムにヒビが入っている!

へこたれました。
e0213363_22385420.jpg
ユニットの退院を待って仕切り直しです。



[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-08-27 00:22 | スピーカー | Comments(8)
2015年 08月 19日

解禁

チャンデバ-----パワーアンプ間をVALHALLA2化したところで

数年に渡って封印してきた「エールシステムでジャズ」を解禁しました。
e0213363_00152323.jpg
レベル調整は前面のアッテネーターで容易くできますが、

クロスはその都度天板を開けてノブを差し替えなければできず、

いちいちそんなことをするのは現実的ではありません。

この辺の使いやすさはデジタルチャンデバに軍配が上がります。

クラシックでクロスを設定して、ジャズを聴くときはレベル調整だけでいこうと・・・・・。

予想はしてましたが”そうは問屋が卸さない”ようです。

黒いマーキングがクラシック、赤いマーキングがジャズです。
e0213363_00153979.jpg
エールで聴くジャズはワイドレンジで一種の凄みすら感じます。

まだ”取り敢えず”の設定ですから何とも言えませんが、

ジャズの音が”浮足立った”感じがしてしっくりきません。



[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-08-19 00:21 | ケーブル | Comments(8)
2015年 08月 01日

Autograph

以前より一度聴いてみたいという願いが叶い、札幌市内のタンノイのあるお部屋を訪問しました。


「豊かな木質の響きが部屋いっぱいに充満する。」

このスピーカーに抱いてきたイメージです。
e0213363_23395143.jpg
マッキントッシュとの組み合わせは更にこのイメージを増強します。

スピーカーの前に並べられた箱はすべてクラシックのオリジナル盤で

ソフトの収納部屋に収まりきれないコレクションです。

今日は氏のオリジナル盤コレクションを、憧れのAutographの音で思う存分聴かせて頂きました。
e0213363_23400721.jpg

驚きました。

シャープです。

きりっとした緊張感さえ思わせる明晰な音です。

Autographをよく知る者ほど感嘆の声をあげることでしょう。

e0213363_23413727.jpg
マニア的常識を排除して冷静になって聴き込んでいくと・・・、当然ですが土台はAutographです。

透明感、精彩感、緊張感とAutographの豊潤な響きが違和感なく溶け合っている未体験の音です。

ウォームな感触でもなく、煌びやかでもなく、化粧を落としたらオーガニックな美人だった・・・?みたいなところがあって、

弦が弦らしく、ピアノはピアノらしく在るがままに・・・・・

しかし箱の無いストレートな音とは違う何か有機的な色彩感が、「あぁ、タンノイを聴いているのだ!」と我に返るのです。

氏はクラシックファンですがジャズにも造詣が深く、このAutographで聴くジャズにはたまげました。

ベースのピチカートは切れ込みがよく、過不足なく制御されたブラスのメタリックな光沢感に痺れました。

拙宅のJBLシステムよりよっぽどジャズらしいです。

ベースのランニングはこちらが思わず走り出したくなるようなリズム感です。
e0213363_23403676.jpg
Autographの上にはエールの1750DEPBeが比較的低いクロスから添えられていてこれが全体の方向性を決定づけているのでしょう。

Autographとは思えない情報量はVALHALLAのSPケーブル、VALHALLA2のフォノケーブルが担保していてます。

e0213363_23412061.jpg
e0213363_23423350.jpg
EMT JPA66を最大限生かすべく最近購入されたカートリッジEMT JSD P6.0、ターンテーブルSpiral groove、トーンアームAxiom

以前使っていたノッティンガムのアナログプレーヤーより切れ味が増したそうです。
e0213363_23405249.jpg
氏の音楽ライフを支えるソフト群です。

アナログは殆どがオリジナル盤。アナログで入手できない新しい録音はCDで蒐集です。

この部屋のソフトはごく一部で、ほかの部屋にも膨大な量があるそうです。
e0213363_23415890.jpg
貴重なオリジナル盤をベストコンディションで聴くためにこのハンルのレコードクリーナーは必須であると仰ってました。
e0213363_23424961.jpg
録音や盤質を吟味して蓄えられたオリジナル盤から、その時代の空気を再現する。

遺跡から出土した種を現代のプランターで発芽させ開花させるが如く・・・・・。

そんな覚悟にも似た気迫に満ちた音に脱帽です。







[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-08-01 01:29 | 訪問記 | Comments(2)
2015年 07月 09日

宇宙旅行

2回目の宇宙旅行です。

これは紛れもなく宇宙船です。

                                                 宇宙船を操縦する宇宙人
e0213363_22172157.jpg
音楽を聴くお部屋をこんなムラサキに染めるなんて誰が考えるでしょうか。

「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリックだって思いつかなかったでしょう。

敢えて言えば、デビッド・リンチの「砂の惑星」のテイストかもしれません。
e0213363_22180922.jpg
HAL9000コンピューターも当初は混乱したようですが・・・・・。

                                放心状態のHAL9000と、さらに混乱させようと奥で装置をイジル宇宙人
e0213363_22174104.jpg

徐々に分析を始めます。

そして分析に必要なデーターを取得するために宇宙人に探りを入れます。

                                                 大まかな分析を終え我に返るHAL9000
e0213363_22175433.jpg
分析結果はこちらで → http://hal4550.exblog.jp/

今回の新しい秘密兵器がコレです。
e0213363_22192176.jpg
公共施設等で壁に貼って使っていたフルレンジ平面ユニットとのことです。

”普通”のオーディオファンは絶対に使わないものに可能性を見出すところが”地球人”ではありません。

なるほど、このユニットをoffにしてみるとその効果がよくわかります。

そもそも信じられないのが、このシステムは1か月程前にガラガラポンして完成したのが訪問日の午前中です。

それなのに恐ろしいまでの完成度!

4時間近く宇宙飛行しましたが全く聴き疲れしないまとまりの良さは地球人の技ではないと確信しました。


宇宙船の秘密を知った我々は最後にレーザー兵器で抹殺されました。
e0213363_22185335.jpg

夜はリベロ氏の秘密基地「三ツ石」で究極の料理を堪能しました。
e0213363_22194713.jpg
e0213363_22201154.jpg
以前来た時も料理の素晴らしさに感心しましたが、板前さんの腕は更に進化していました。












[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-07-09 00:02 | 訪問記 | Comments(6)
2015年 07月 03日

Aigues Vives

小樽と余市の間に位置するパン屋さん。

Aigues Vives です。エグヴィブと読みます。

南仏にある地名だと思いますが・・・?

徹底的にフランスのパンに拘り、薪窯で焼き上げています。

店主のクルマはルノーです。

忍路(おしょろ)という小さな漁港の入り口でお店を開いています。
e0213363_16041745.jpg
自宅でドリップしたコーヒーを魔法瓶に入れて向かいました。

お目当てはクロワッサンです。

e0213363_16035504.jpg
掛け値なしでこれ以上のクロワッサンに出会ったことはありません。

しかも店の前は広大な日本海です。

一見素朴な昼食ですが最高に贅沢な気分になります。
e0213363_16043513.jpg
3年前の秋にHALさんご夫妻もお連れしました。

この景色はいつ来ても変わりません。

パンの味は少しずつですが確実に進化しています。



[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-07-03 00:05 | グルメ | Comments(6)
2015年 07月 01日

竹鶴政孝

札幌からクルマで1時間、ニッカウイスキー余市蒸留所です。

マッサン効果で連日賑わっています。
e0213363_17335566.jpg
現行商品をショットで試飲できるコーナーは(有料)ウイスキー好きにとっては天国のような場所です。

麦芽を蒸留した原液は同一なのに樽の材質やエージング年数によって味も香りも全く違うものになる不思議な世界を体験させてもらえます。
e0213363_17342451.jpg
マッサンで一躍有名になった竹鶴政孝氏。

この人が居なければ日本のウイスキーは違ったものになっていたかもしれません。

e0213363_17352319.jpg
竹鶴政孝氏がスコットランドにて経験した製造実習を基に書き起こした「竹鶴ノート」。

展示されている文面から氏の研究者の如き緻密な性格が窺えます。
e0213363_17350481.jpg
彼が初めて世に問うた第一号ウイスキー。
e0213363_17355850.jpg
右側の2本が去年まで発売されていたシングルカスク。

左は現在発売されているブレンテッドウイスキー。

共にニッカ余市蒸留所のみの限定販売です。
e0213363_00001882.jpg

シングルカスクは全くのブレンド無し。究極の”何も足さない何も引かない”ウイスキーです。

樽それぞれに個性が出るので、シングルカスクは一期一会です。

例えば同じ15年で同じオーク材の新樽でも決して同じ味にはなりません。

シングルカスクのラベルには樽番号が記されています。
e0213363_00004538.jpg
昨今のウイスキーブームとマッサンの影響で、蒸留所限定販売と言えどもシングルカスクの供給が出来なくなったそうです。

ウイスキーはエイジングに10年以上費やすので現在の急激な需要の増加には対応できません。

今飲んでいる製品はバブル崩壊後のウイスキーの出荷が落ち込んだ時代に仕込まれたものです。

竹鶴政孝氏は当時としては一種の変人だったのかも知れませんが、こんな人が世の中を変え、新しい世界を切り開いていくのでしょうね。



補足

飲み比べてみました。
e0213363_22275838.jpg
ブレンデットはストレートで飲むとカスクと優劣つけがたいです。

ロックで飲むと差が出ます。氷が解けた時の香りの強さはカスクが明らかに秀でています。

カスクは蒸留水的な澄んだ味わいで、それに比べるとブレンデットは複雑な「色」を感じます。

味は好みの差であろうと思いますが、氷が融けるにつれて変化するカスクの香りは麻薬的魅力です。








[PR]

# by gokurakutojigoku | 2015-07-01 00:22 | グルメ | Comments(10)