2016年 11月 21日

XVR1のケーブル

先日ナゾ男さんから情報提供を頂いて手に入れたケーブルです。

XVR1の電源部とフィルターアンプ部を繋ぐもので、良質の線材を使えば音にも反映されるだろうと想像していました。

端子はコンピュータに使われるD-subという規格で、もちろんオーディオ用のハイグレードなものは存在しません。

良質な多芯構造のSPケーブルにD-subコネクターを取り付けるのが最も高音質と思われますが、適当なSPケーブルが見当たりませんでした。

今回手に入れたケーブルは信号線自体は特殊なものではありませんがシールドがしっかりしているのがミソです。

上がオリジナルのモールド加工端子。下が新しい端子です。
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フィルターアンプの背面はコネクターが少しだけ落とし込まれています。

一方、新しい端子は端子ケースの周囲が出っ張っていてこのままだとコネクターが嵌合しないので加工が必要です。

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ナゾ男さんのアドバイスを参考にコネクターケースを改造しました。

左右両端は出っ張りを完全に落とし、上下のホールドは0.3mm位残しました。
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下が改造前、上が改造後です。
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手始めにJBLシステムのXVR1に繋いでいます。

通電直後は音が硬いので暫くは静観しますが感触は良さそうです。

エールシステム用も手配したので近日中に両方の感想をレポートします。



※このケーブルの入手について

MISUMI-VONA 生産材コマースというサイトから、
高EMI対策・高密度Dsub選択可能タイプ

フードネジ ♯4−40ロングネジ
CH1 オス  
CH2 メス
芯数 25
シールド磁性箔+編組2重/各対アルミ箔
ケーブルタイプ A
指定長(m) 任意です。

注意:このサイトは個人事業主を含む法人専用となっているようです。






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# by gokurakutojigoku | 2016-11-21 00:18 | ケーブル | Comments(6)
2016年 11月 06日

オーディオボード 2

トランスポートやプリアンプの下に設置して効果のあった KRYNA Palette-Cu を EMT JPA66 に使ってみました。

拙宅では JPA66 をフォノイコライザーとして使っています。

JPA66 は現行の管球プリアンプですが、筐体の造りが昔風で天板を叩けば鳴きを伴うものですから

ボードやインシュレーターはかなり効果が期待できると思っていました。
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音を出すとその変貌ぶりに驚きました。

音の沈み込みはこのボードを最初に使った時と同じ印象ですが、http://sinjitara.exblog.jp/24051087/

今回は中低域の骨格がしっかりして、しかも音の鮮度が大幅に上がります。

高域もシャープというよりは質量を感じさせるもので、8Ωと16Ωのツイーターの違いと言えば分かりやすいかもしれません。
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Bill Evans のピアノはタッチが今までよりしっかりします。

Herbie Mann は音色が滑らかになったような感覚です。

インシュレータやボードは主たる食材ではありませんが、料理のスパイスのように味の決め手になる可能性大です。






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# by gokurakutojigoku | 2016-11-06 00:02 | アクセサリー | Comments(8)
2016年 11月 02日

抗えない

またこのパターンか!? と云われること必至ですが・・・・・・・・・・・。

究極の電線を”迎え入れた満足感” と ”迎え入れてしまった衝撃”が複雑に絡み合い動悸を誘発します。

とうとう末期の電線病になったようです。
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実は以前の Odin2 試聴後、不覚にも!再度借り受けたときに「抗えない大きな何か」を感じていました。

例によってNordost のVIDARマシーンで150時間のバーンイン後、音楽信号を流しました。 

http://sinjitara.exblog.jp/22621653/

挿した位置はプリとチャンデバの間です。
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VIDARマシーンでは完全なバーンインは不可能です。

”醗酵”が終了して”熟成”の域に達するまで更に音楽信号を流して数カ月はかかるようです。

システムに挿して数日は、音はやや硬くヌケもさほど良くありません。音が”若い”のです。

2週間経ってようやくそれらしさが出てきましたが色彩感はもっと出る筈です。

日に日に音が開いていくのが分かります。

まるでワインの解説です。

チャンデバのレベルを動かそうかという衝動にかられますが暫くは我慢です。


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# by gokurakutojigoku | 2016-11-02 00:27 | ケーブル | Comments(20)
2016年 10月 21日

秋の渓谷

紅葉前線が札幌の山間部まで南下してきました。

札幌郊外の八剣山(はっけんざん)は完全に染まっています。
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18日火曜日に定山渓温泉から10kmほど上流にある豊平峡ダムを目指しました。

駐車場から電気バスが運行されていますが運動不足解消のため敢えて徒歩で向かいますがその工程の殆どがトンネルです。

この日の気温は15℃。トンネルの中は水が凍ってました。

体が冷えないようにハイペースで歩きました。

電気バスはすし詰め状態です。
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一本目の長いトンネルと二本目の短いトンネルの間は美しいビューポイントになっています。
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二本目を抜けるとすぐにダムが目に飛び込んできます。

豊平峡ダム全景です。

無風快晴、気温は低いですがダム周辺は日差しが強く寒く感じませんでした。
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紅葉を満喫した後は麓にある豊平峡温泉で湯につかってからインドカレーを食べる予定でしたが・・・・・、

今まで見たことのない混雑で断念しました。






その2日後の昨日から雪になりました。

今朝の市内です。
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16年ぶりに早い記録だそうです。

幾らなんでも早すぎます。



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# by gokurakutojigoku | 2016-10-21 22:53 | 旅行 | Comments(8)
2016年 10月 09日

癒しの音

北海道に未曾有の被害をもたらした台風10号が襲来した8月30日の夜、

罰当たりの小生はぬくぬくと温泉につかっていました。

と言うか、予約した当日に台風が上陸したということなんです。

夕方の定山渓は小雨模様。

この清流は次の日、濁流と化していました。
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自宅から30分余りの距離ですが自然豊かな渓谷の温泉街です。

選んだ宿は定山渓の「ぬくもりの宿 ふる川」
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夕食は大変美味しかったのですが、次第に激しくなる雨足にビビってしまってイマイチ癒されません。
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お肉を焼いた肉の「ジュー」と、豪雨の「ゴォー」の不協和音が不気味です。
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この宿は、詩人 相田みつを氏 の書が多数展示されています。
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小生の眼の色も音にも深みがないなー。



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あぁ、全身骨折だらけ。


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受身が身についてないから立ち直れないんだな。


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自分のことを言われているようで思わず赤面。


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この人正直だなぁ。有れば高い”電線”買えるし・・・♨♨♨


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「どうして人を殺しちゃいけないの?」と聞く輩に読ませたい。



最近はどこの宿にもあるラウンジです。
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ご多分に漏れず高級オーディオが置かれています。決してオブジェではありません。

ジャズピアノトリオとクラシックのソロピアノが小音量で流れていました。
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このラウンジ、天井が高いせいもあってかなりライブな音響なのですが、この位の音量だと実に心地いい佇まいで、

TANNOY GRF memory は甘くもなく鋭くもなく適度な透明感を持って音楽を聴かせてくれました。

極楽を通り越さない、頑張りすぎない匙加減。久々に極楽の音楽と音に癒されました。

その一方でアンプを変えたら、ケーブルを変えたら・・・と、無粋な思いを巡らせる自分もどこかに居て

トマトのままにしておけない自分に少し悲しい気持ちになりました。



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# by gokurakutojigoku | 2016-10-09 18:58 | 旅行 | Comments(10)
2016年 09月 21日

共鳴回路

人は悩み事や悲しみがあると音楽を聴く気にならないものだ。

気晴らしに聴くという気にもならない。

小生に限らず皆そうであろう。

己の中の”共鳴回路”が作動しないのである。

スピーカーから出てくる音は物理的には聞こえるが音楽は逆相成分で打ち消されたように心には全く響かない。

音の質感、バランスなんて考えもしない。

この一ヶ月間殆どアンプに灯を入れることはなかった。





10日程前に甲状腺を半分切除した。

4年前から甲状腺腫瘍の経過観察をしてきたが増大傾向と強い違和感があるためここに来て決断した。

整形外科で手足の手術は受けた経験があるが「首を切られる」のはすこぶる気が重い。

術前の細胞診では良性or悪性の判断はつかない種類なので術後も気分は晴れない。

切除後の病理検査で「シロ」と出て、文字通りやっと胸のつかえが取れた。

晴れた気分で聴く Miles や Clark Terry は何時に無く冴え渡っている。

いや、己の共鳴回路が冴え渡っていると云うのが真相なのかもしれない。
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悩んでいる時に聴いたクラシックは殆ど”葬送行進曲状態”だったが

今聴いているラフマニノフは優美なロマンティシズムを放っている。
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生活が立ち行かなくなった時、最愛の家族や友人を失った時、音楽を聴けるのか?

その答えをパウル ヒンデミット(ドイツの作曲家)が言っている。「受け入れる心になるまでは、音楽も意味のない騒音にすぎない。」

究極は、不治の病で希望が持てなくなった時、”その日”が来るまでに「受け入れる心」が一時的にせよ取り戻せるだろうか?



元気なうちに聴こう。元気なうちにオーディオ弄ろう。

それでいいと思う。

それしかない。













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# by gokurakutojigoku | 2016-09-21 22:58 | Comments(19)
2016年 08月 24日

蕎麦三昧

旨いという噂を聞いて行ってみた札幌市内のお蕎麦屋さん「けん豆」。

以前紹介した真狩村の「いし豆」とは縁もゆかりもありませんが、名前と方向性は良く似ています。
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これ以上は限界かと思われる粗挽きの蕎麦粉を使っているようで、

非常に濃厚な蕎麦の風味を堪能できます。

あくまでも「主役は蕎麦」で、つゆはややあっさりとした感じで脇役に徹しています。



次は以前から通っている「古楽」(こらく)。

札幌市南区の山間の住宅地にあるお蕎麦屋さんです。
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ここの蕎麦は拍子抜けする位につゆがあっさりしていて最初に口にした時は驚きました。

ところが食べ進むうちに何とも言えない幸福感と言うかオーガニック感というか

うまく表現できないのですが、もっと食べたい欲求が出てきて

天ぷら蕎麦を食べてから更にせいろを注文するみたいなことを時々やってしまう・・・、そんなお蕎麦屋さんなのです。
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先日の血液検査の結果が大変よろしくないので、この日は夫婦で一人前づつにしましたが・・・・・、
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おいしいものには逆らえません。










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# by gokurakutojigoku | 2016-08-24 23:20 | グルメ | Comments(6)
2016年 08月 17日

S/N

台風が近づいて久しぶりの雨。

この部屋、天窓が2か所あるので雨が降るとウルサイ。
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しかも豪雨。

しょうがないから大音量でハードバップを聴いて S/N を稼ぐ。
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かえって暑苦しくなりました。

ボサノバにしとけばよかった。


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# by gokurakutojigoku | 2016-08-17 00:05 | Comments(10)
2016年 08月 07日

コーナーヨーク

以前紹介したハーツフィールド使いのT中さん。

紆余曲折の末辿り着いたのはタンノイ コーナーヨーク。
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モニターレッドを包み込む箱は実に美しいミントコンディションです。

これ以上の個体は二度とお目にかかれないであろう一期一会の世界です。

このスピーカーをドライブするアンプは従来通りマランツ7&8。

「デッドストックを見つけた」と言われたら疑いを持たないくらいの完品です。
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オリジナルや良質のセカンドスタンパーのジャズをこよなく愛するが故に

アナログプレーヤーにも鉄心石腸をもって信念を貫きます。

以前からお使いのトーレンス TD-124は今も新品同様の美しさです。
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そして今回初めて拝ませて頂いたフランス製プエールクレマンのプレーヤーとモノカートリッジ。
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その音像は程よく引き締まっており、良き時代のジャズをある種の緊張感を持って鳴らしてくれました。

ある意味SPUと対極の音ですがモノラル録音がこれ程輝いて聴けるとは大きな驚きでした。

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大変程度のいいアナログレコードを厳選して収集していますが、その内容はジャズファンなら何時も聴きたいと思うものばかりです。


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富良野の農村地帯は早くも収穫の季節になってきました。

ふらのマルシェでは野菜はもちろん、メロンやスイカが大量に売られていました。

雄大な自然と美味しい農産物、そして都会ではありえないクリーンな電源環境に舌鼓を打ってしまいました。

T中さん、せっかくの休日に時間を空けていただきありがとうございました。



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# by gokurakutojigoku | 2016-08-07 00:14 | 訪問記 | Comments(6)
2016年 07月 22日

XVR 1 のバリエーション

JBL システムに使っている XVR1
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写真左上の基盤番号の拡大

「PL42R1 REV1 COPYRIGHT 2002」

ICは白×3、フィルムコンデンサーは赤茶の丸みを帯びたもの。
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エールシステムに使っている XVR-1

「COPYRIGHT 2003-4 PL42 R2」

ICは黄色×2と白×1、フィルムコンデンサーは上と同じ。
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オーディオショップにある XVR-1

「COPYRIGHT 2003-4 PL42 R2」(基盤番号は拙宅のエールシステムと同じ)

ICは黒×3、フィルムコンデンサーは四角い赤。
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番号違いのもの、同じ番号で部品違いのもの、製造年によってバリエーションがあるみたいです。

音が同じなら気になりませんが、実はゲインと音色が違うみたいです。

通常のステレオ使いなら問題なしですが、筐体をそれぞれ左右に使うモノラル使いだと

左右の音と音量が違って聴こえます。


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# by gokurakutojigoku | 2016-07-22 22:53 | アンプ | Comments(6)
2016年 07月 17日

DAVE

ステサンで三浦孝仁氏が「デジタルオーディオ再生における大きな事件」と評した DAVE です。

一晩という短い時間ですが体験させていただく機会を得ました。

最初は CDトランスポートからAES接続しましたが、それ程凄いとは思いませんでした。

当りが柔らかくやや古風な持ち味だなぁ、と。
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Vivaldi のアップサンプラーでDSD接続しました。

たまげました。

価格を抜きにした絶対評価としても Vivaldi DAC と互角の勝負です。

アップサンプラーを通すと、Vivaldiをクロック同期したような音に変貌しました。

但し、DAVEはクロックを要求しません。

そう考えると凄いコストパフォーマンスです。
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ハイレゾ再生には強力な武器になりそうです。

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# by gokurakutojigoku | 2016-07-17 23:06 | デジタル | Comments(4)
2016年 07月 03日

至高の電線

ケーブルで音が変わることを初めて実感したしたのは学生の頃だったと思います。

今から思えば、当時の自分に何とか買える程度のインコネやSPケーブルを取り換えては悦に浸っていました。

とは言っても小生の中ではケーブルのポジションは調味料程度で、決して肉や魚のような

主たる食材にはなり得ませんでした。ケーブルをアンプやカートリッジと同等かそれ以上に

意識するようになったのはACデザインのケーブルを使ってからだと思います。

その後初めて SPケーブルに Nordost の FREY を奢って、小生の中でケーブルは確固たる地位を確立しました。

オーディオを趣味として楽しんで(苦しんで)いる方からするとケーブルで音が変わるのはもはや疑いのない事実ですが・・・・・、

ネットを覗いてみると「幻想だ」とか「プラシーボ効果だろ」なんていうご意見も氾濫しているようです。

過去の経験上最も正確に変化を察知するのは、思い入れの無いウチのカミさんや

全くオーディオに興味のない方々で、こちらが触れてほしくないことまで悪気のない言葉で一刀両断するので

意見を聞くときは心の準備が必要です。

オーディオケーブルは時としてアンプ以上の変化をもたらすことを何度も経験している身としては、

アンプの入れ替えか、ケーブルが先か、同じ土俵で逡巡するようになりました。



今回 Nordost ODIN 2 を幸運にも(不幸にも)聴く機会を得ましたが、

聴きたい半分、聴きたくない半分で最初に音を出すときは今までになく緊張しました。
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Valhalla 2 と並べてみると物量の違いが一目瞭然です。

2セット借り受けたので先ずはプリとチャンデバ間に挿しました。
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較べると VALHALLA 2 はかなりストレートな音造りであると気づきます。

ODIN 2 は VALHALLA 2 の精彩感の上に「豊潤」「優美」という今まで欲していた要素が音に乗ります。

特に色彩感は圧倒的で、これは初めての経験で最初は戸惑いました。

オケの弦は緩やかに消え入る最後まで色彩感を失いません。

”音に乗る”という表現は語弊があるかも知れません。圧倒的な情報量故に広大な空間再現をもたらすと理解すべきでしょう。

決して”演出”を伴うものではありません。

両者は個性の違う製品ではなくラインナップ上のグレードの違いであることを見せつけられました。
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もう一組を DAC ー プリ間にも挿しましたが更に少しだけ ODIN 2 の世界観が増強されます。

チャンデバのアッテネーターを換装してからエールシステムは全体的にやや細身にシャープになりすぎたきらいがありましたが

一本のインコネを入れ替えただけで”解決してしまった感”にため息が出ます。

JBL システムではDAC (Elgar) とプリアンプ(Levinson No.32L) の間で試してみました。オリジナル Valhalla と差し替えです。

女性ボーカルは声の年齢こそ変わりませんが、歌い手のキャリアが長くなったような潤いと趣きを感じます。


「聴いてよかった~聴かなきゃ良かった」の狭間で悶え苦しむのはいつものことですが、

ODIN 2 は価格が高額アンプ級ですから実に悩ましいことです。

南国の方から「本当に悩んでいるんだ!?」という声も聞こえて来そうですが、

「一度聴いてごらんなさい」この一言しかありません。











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# by gokurakutojigoku | 2016-07-03 23:22 | ケーブル | Comments(9)
2016年 06月 29日

EMT JSD S75

久々にフォノカートリッジとして気になっていた JSD S75 をエレクトリのご厚意によって試聴させていただきました。
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カンチレバーが無垢のホワイトサファイアですから金属のような弾性がないので

アームへの取り付けは冷や汗ものでした。
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試聴はプレーヤーがノッティンガムの Dais

アームの SME Series Ⅴ から EMT JPA66 に繋いで EMTカートリッジの専用ポジションで受けました。
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最新カートリッジらしい広帯域です。

以前 JSD6 を試聴したことがありますが、印象がかなり違っていて

こちらの方が中域が充実していて元気があります。

もちろん TSDシリーズのような骨太ではありませんがジャズには説得力がありました。

最新機でありながら特性をひけらかす音ではなく明瞭であっても派手ではない、懐の深い”何か”を感じます。

小生はアナログでクラシックは聴きませんが、この中域の質感はオーケストラに深みや重量感を与える気がします。



一つ気になったことがあります。

拙宅の JBL(075,375,D130 )ではいかにもオーバークオリティーです。

折角上下に伸びている音が再現できていないと思いました。

同時発売された TSD75 に興味が湧きます。

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オーディオマインド住職のSさんから試聴機を渡された時

「大きい袋に入れてきたな」と思いました。

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聴きたくありません。emoticon-0141-whew.gif
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# by gokurakutojigoku | 2016-06-29 23:57 | アナログ | Comments(8)
2016年 06月 18日

秘境のオーベルジュ

北見市から20kmほど南の山奥にあるチミケップ湖。

原生林に囲まれた湖には、小さなホテルが一軒とキャンプ場以外は全く人工施設がありません。

北海道と言えども原生林と呼べる手つかずの森林はもはや殆ど存在しません。

国道や道道から見える森林はほぼ二次林や抜き取り伐採された森林です。

湖に通じる道は4本ありますがすべて未舗装のダートです。

ダートとしてはよく整備されていますが、森の美しさに目を奪われ車を飛ばす気がしません。
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森林を抜けてすぐに現れるチミケップ湖とキャンプ場です。
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さらに林道を走り、チミケップホテル到着。

特別豪華ではありませんが管理の行き届いた美しいホテルです。

テレビは無く、携帯の電波も届きません。
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周囲の原生林に足を運ぶとやや肌寒い凛とした空気が頬を撫でます。

雨上がりの森林の若葉と湿った樹皮の匂いが漂い、

周りに居るであろう動物たちの気配を木々の葉擦れ音が消しているようで不気味な孤独感さえ感じられました。
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夕暮れの気配が混じり始めた頃ホテルに戻り、キッチンから漂うおいしい匂いに気を取られながらゆったりとした時間を過ごします。
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オーベルジュですから夕食はもちろんフレンチのフルコース。

食材に徹底的に手を加え凝りに凝った料理は感動すら覚えました。

素材の良さを生かしたシンプルな料理は最近の流行りですが、

”素材の持ち味とシェフの技巧の対峙”という一本勝負がフルコースの中で続いていく・・・・・、

それでいて和食を思わせる繊細な風味や器の多様性が最後まで貫かれていました。
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秘境とオーベルジュ。

他ではなかなか味わう事のできないマリアージュでした。




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# by gokurakutojigoku | 2016-06-18 01:22 | 旅行 | Comments(8)
2016年 06月 08日

蕎麦

毎年恒例のニセコー羊蹄、春の味覚巡りに行ってきました。

最初の目的はルスツ高原スキー場の近くの道の駅にある農産物直売所で

ホワイト&グリーンアスパラ。

ラベルに生産者の名前が書いてあってとっても新鮮でした。
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最近その存在に気付いた蕎麦屋「いし豆」

ニセコのすぐ近くの羊蹄山の麓、真狩(まっかり)村の外れにある森と畑に囲まれた一軒家。

店名の由来が「石臼でマメに挽こう」という、石臼挽き道内産蕎麦100%の蕎麦です。

その日の分だけ毎朝石臼で蕎麦を挽いているそうです。

真狩は羊蹄山の湧水で有名な所なので良質な水にも事欠きません。

毎日凄い行列が出来るそうですが今日は11:30開店時で車が10台位。
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出てきた蕎麦を食べて人気の理由がすぐに解りました。
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嗜好品のランク付けは如何なものかと思いますが、

小生の蕎麦ランク中のトップです。

つゆもやや辛めの、これ以上の味を求める気が起こらないウェルバランス。

いつまでも食べていたい気持ちにさせる幸せな時間でした。
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蕎麦の後はニセコまで足を延ばしてニセコアンヌプリ裏側の五色温泉へ。

今年は異常に雪が少なかったのですがまだ残雪があります。

左手のピークがアンヌプリ。この裏側はニセコスキー場です。
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道内でも有数の硫黄臭プンプンのお湯がたまりません。

硫黄臭の割に刺激は少なくお湯の粘度が高いようなトロトロ感があります。
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身も心もとろけます。

この日は気温20℃前後、高原の風は涼しく最高の露天風呂でした。

最後は近年人気の「三島さんちの芝ざくら」を楽しみました。
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北海道はこれからが最高のシーズンです。








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# by gokurakutojigoku | 2016-06-08 23:17 | グルメ | Comments(12)