信心過ぎて極楽通りこす

sinjitara.exblog.jp
ブログトップ
2012年 04月 01日

クロスの設定

新品のNordost のケーブルは鳴らし始めこそメタリックな音で耳にさわるが、

数時間もすると徐々にフォーカスの合ったしっかりした音になってきた。

やはりこのケーブルは只者ではない。

このケーブルのよく耳のする評価は「ヌケがよい」というものであるが

もう少し詳しく表現すると

1)情報量が格段に上がる。

2)まるでアンプのゲインが高くなったように感じる。

3)ベールを剥いだように見通しがよくなる。

4)暖色系とか寒色系という表現があてはまらない。

入力感度を変えられるプリアンプやフォノイコを使用する時、感度を上げると

音の密度が高くなる感じによく似ている。

ウーファーだけ元のケーブルに戻すとベースの音が貧弱になった。

しかも音量、音質共にドライバーと繋がらなくなったのは驚きだった。

さて、きょうはクロスの設定である。

以前は下を 530Hz-18dB/oct , 上を10600Hz-18dB/oct でクロスさせていたが

そのまま鳴らすと新しい部屋ではまったく繋がらない。

全体的に硬質で低域の量感が出ない。

e0213363_23441231.jpg


PASS のチャンデバは22~180まで13ポジションと x1, x10, x100 の組み合わせで周波数を決める。

スロープは 1, 2, 3, 4 POLEがそれぞれ 6, 12, 18, 24 dB/oct に対応しているので

12dB/oct に設定するには 1, 2 POLEのみ周波数設定して 4, 5 POLEはジャンパーを OUT にする。

下の写真は 530Hz-18dB/oct

e0213363_032370.jpg


まず下を 590Hz-12dB/oct にしたがもう一歩。

660Hz-12dB/oct でまずまず。

750Hz-12dB/oct と 6dB/oct も試したがボケボケになった。

上は10600Hz のままだとつまらない音。

8800Hz-12dB/oct で音に表情が出るが少し硬い。

8800Hz-6dB/oct でいい感じ。

e0213363_0282181.jpg


ここで大きな不満が・・・・・。

重低音が出ない。

ジャズ はいい線いってるが、クラッシックはイマイチ。

200Hz 位から急激に減衰してるような・・・・・。
[PR]

# by gokurakutojigoku | 2012-04-01 00:39 | Comments(2)
2012年 03月 22日

エールシステム再始動

スピーカーは被害を免れていたが今まで再始動できなかったのは、

第一に、使っていた PASS のアンプ群が全損!(今回の最大の被害)

第二に、アンプの置き場所の変更のためケーブルの長さが足りなくなってしまった。
e0213363_21381739.jpg


アンプは全てA級モノラル。 高域から XA100.5  中域 XA160.5  低域 XA200.5

重量、発熱は相当のものである。

まるで V12 エンジンの車を走らせているような後ろめたさがなんとも・・・・・。

そう・・・、”環境テロ”です。
e0213363_21385228.jpg


最近の Pass のアンプに付属する電源ケーブル。

ある程度値の張るアンプには最低限これくらいのケーブルは付けてほしいものです。(ねー、代理店さん!)
e0213363_21404651.jpg


ケーブルはプリアウトからスピーカーまでオール Nordost で統一した。

バランスケーブルは TYR(チュール)
e0213363_21412662.jpg


SP ケーブルは FREY(フレイ)
e0213363_21415588.jpg


音は過去にショップで聴いていたので納得済み。

これでまともに鳴らなかったら悲劇である。
[PR]

# by gokurakutojigoku | 2012-03-22 21:56 | Comments(6)
2012年 03月 20日

もう、お掃除つかれました。

何とかそれなりの形にはなりましたが、

実はまだやることがいっぱい。
e0213363_23551796.jpg


LP は一部を除いてほとんど被害はなかったが・・・

ジャケットは綺麗でも
e0213363_23591625.jpg


盤面は熱で歪んでいるのがわかりますか?
e0213363_23593520.jpg


段ボールの中は CD 。
e0213363_013221.jpg


当然ではあるがプラスティックは熱に弱く、
e0213363_0152446.jpg


CD ケースはほとんど熱でやられてしまったが意外と中身は無事でホッとした。
e0213363_0154866.jpg


新しいプラケースを買って少しずつ入れ替え中。
[PR]

# by gokurakutojigoku | 2012-03-20 00:17 | Comments(4)
2012年 02月 15日

フォノケーブル

火事のドサクサまぎれに手に入れた THORENS Prestige 。

奥側に以前からストックしていた RMA309 を装着。

右側には EMT 汎用シェル用997の OEM が付いていた。
e0213363_001365.jpg


一度は音を出してみたものの何か気に食わない。

元々純正で結線してあるフォノケーブル。

これがオリジナルだ、と言われれば違いないが・・・・・。

オリジナルの音を聴きたいのか、いい音を聴きたいのか、

小生は迷わず後者。
e0213363_0141624.jpg


以前、限定生産で発売されたEsoteric のフォノケーブル。

非常にヌケが良く「何も足さない、何も引かない」感じに惚れて8本も買ってしまっていた。
e0213363_024112.jpg


5ピンL型、5ピンストレート、ピンプラグの3種類。
e0213363_0243280.jpg


このケーブルを使うべく改造。
e0213363_0254964.jpg


予感は的中。
e0213363_0272784.jpg


ズバリ! 全く違う!

あくまでも私見と断ったうえで、好き嫌いの差ではなく、良し悪しの差である。

今までショートアームの EMT 929 を使っていてわかっていたつもりでいたが、

このアーム、本当にいいなーとしみじみ思ってしまいました。
e0213363_0341830.jpg

[PR]

# by gokurakutojigoku | 2012-02-15 00:45 | Comments(2)
2012年 01月 20日

憂鬱

やっとここまで片付いた。

やっと・・・である。

最初は足の踏み場もなかった。

今は踏み場がある。
e0213363_2316352.jpg


D-130,375,077 のシステムの音出しまではこぎつけた。

現在 Cello の Palette で全く補正していないのに、バランスは良好。
e0213363_23235489.jpg


あとは、少しづつ床が見えるように片付けたいが・・・・・、

部屋に入るたびに憂鬱になる。

そうそう、今回の火事で犠牲になられた機器たち。

PASS X1000(mono pair)

PASS XA160(mono pair)

PASS X150.5

SME 3012R × 2本

フォノカートリッジ SPU など

Levinson No.30.6 は入院中。
[PR]

# by gokurakutojigoku | 2012-01-20 23:29 | Comments(6)
2011年 12月 28日

完成

この半年は長かった。

工事関係者をはじめ色々な方に力を貸していただきました。

特に建築会社の建築部長のS田氏なくしてこの部屋は作れなかったと思います。

まだ音出しはしてないが会話の音質は良好。
e0213363_23491752.jpg

e0213363_23515566.jpg
e0213363_23533819.jpg

これから機材の搬入です。
正月休みに音を出せるか・・・。
[PR]

# by gokurakutojigoku | 2011-12-28 23:58 | Comments(6)
2011年 12月 26日

もう一息

出火からもう少しで半年。

なんとか形になってきた。

実際に音を出すまで何ともいえないが、現段階では感触はよさそう。
e0213363_2247765.jpg


予算を気にしつつも最大限のことは出来たと思う。
e0213363_22541414.jpg

[PR]

# by gokurakutojigoku | 2011-12-26 22:57 | Comments(0)
2011年 12月 18日

森を造る その3

いよいよ設置。

ロックウールの前に丸太を並べて、手前に棒状吸音拡散材を設置する。
e0213363_23581321.jpg


インテリアとしても美しく見えるように壁に段差なく嵌め込んでいく。

職人さんの腕の見せどころである。
e0213363_23591070.jpg


この作業だけで数日かかっている。
e0213363_005847.jpg

[PR]

# by gokurakutojigoku | 2011-12-18 00:01 | Comments(0)
2011年 12月 14日

森を造る その2

出火前の部屋は300~600Hzが盛り上がり、音の透明感が損なわれてしまう悩みがあった。

簡単に言うと濁った汚い音だったんですよー。

そこで積極的にグラフィックイコライザーを使ってなんとかお茶を濁す・・・。

濁り+濁り=透明(わー、すごい!)ということにはならなかったんだなー。

そして悪夢の火事の後、これはまたとないチャンスでは・・・。

と思わないとやってられないという、何でも都合良く考える精神的自己防衛本能が活性化し、

すこし気が楽になったところでN社の”棒状吸音拡散材”をオーディオ雑誌で知るのである。

今までの吸音建材は高域には効果があるが中低域はほとんどダメ。

この製品のすごい所は中低域に抜群の効果があること。

しかしである。拙宅のオーディオルームの面積にこの製品を導入すると1,000マンは軽く超えることが判明。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ず~と考えて)知り合いの木工工場の工場長に相談。

工場長曰く、「集成材メーカーから材料取ってやるから俺とお前で組み立てるか?」

嗚呼、神様、仏様、工場長様。おねげーしますだ。
e0213363_18255666.jpg


ガレージに運び込まれた棒状吸音拡散材を有機自然塗料で塗装する。
e0213363_18304123.jpg

e0213363_18321027.jpg

[PR]

# by gokurakutojigoku | 2011-12-14 18:35 | Comments(2)
2011年 12月 09日

森を造る その1

丸太が届いた。

これは太いほう。
e0213363_2264076.jpg


こちらは細いほう。

これから有機自然塗料で塗装する。
e0213363_2218126.jpg

[PR]

# by gokurakutojigoku | 2011-12-09 22:21 | Comments(0)
2011年 12月 08日

再建中

天井は細部を残して殆ど完成。

以前はロックウールを詰めた軽量の表面に大建工業の”オトテン”を使用したが、

今回は上からロックウール、プラスターボード、グラスウール、麻の布。”オトテン”は一部のみ使用。
e0213363_23502020.jpg


壁はロックウールを詰め込む。
e0213363_23522770.jpg


新しい家具も入ってきた。
e0213363_23532343.jpg

[PR]

# by gokurakutojigoku | 2011-12-08 23:56 | Comments(2)
2011年 11月 02日

再建始動

内装の解体はすでに終わっていたが、断熱アルミサッシが特注のため
今まで着工出来ずにいた。
e0213363_064135.jpg


この間、音響建材を物色し現場監督氏と協議を重ねてきた。
上部のススのかぶった家具が火災の恐ろしさを伝えている。
e0213363_0225670.jpg


屋内配線、コンセントは幸い被害なし。すべて絶縁検査済み。
e0213363_0281877.jpg

限られた予算のなかではあるが最大限やってみようと思う。
[PR]

# by gokurakutojigoku | 2011-11-02 00:33 | Comments(9)
2011年 08月 10日

リセット

6月27日に小生の書斎兼オーディオルームが火事になってしまった。

焼けたのはデスクの周りだけだが、煙とススがオーディオに襲い掛かった。

加えて消防の放水が・・・・・。
e0213363_2105316.jpg


部屋の内装は全てやり直し。

しかし・・・、部屋の音響特性を改善するまたとないチャンスともいえる。

そう言い聞かせて前進するしかないかー。
e0213363_21293069.jpg


現在オーディオの被害状況を確認中である。

一部と期待したいが全損の機器も・・・・・。
e0213363_2124198.jpg

[PR]

# by gokurakutojigoku | 2011-08-10 21:30 | Comments(12)
2011年 06月 11日

made in Germany

オーディオ仲間のCriss氏と建築家のS氏のアトリエに伺った。

お忙しいところを快くお招きいただき有難うございました。

聞くところによると氏は大のドイツ好きなのだそう。

アトリエに入ってまず目を惹くのが平面バッフル。

さすが建築家。部屋の中にもう1枚壁を作ってバッフルにしてしまった。
e0213363_04337.jpg


ユニットはSIEMENS製ダブルコーン8inchフルレンジ×4発。

6発も試したがバランスは4発のほうが良かったとのこと。

今まで平面バッフル+フルレンジに裏切られたことがない。

どこで聞いてもいつもいい音で鳴っている。
e0213363_0112588.jpg


無駄のない堅実な作りがいい。
e0213363_0135266.jpg


プレーヤーはEMT930。

小生も一時期所有していたがこの堅牢な作りはそのまま音に反映されている。


e0213363_01915.jpg


アイドラーのメンテにも腐心されているようで、

(左)フランツ時代、(中)バーコ時代、(右)レプリカ

右のレプリカが1番良く、バーコはスリップする。フランツはゴムが変質してベタベタする。
e0213363_0273273.jpg


アンプ類は自作管球アンプを使用する自作派。

下の写真はALTEKのモノラルプリメイン346A。

344の廉価版という位置づけらしいが違いは入力端子の数。

この個体はアメリカで拡声器用に使用されていたらしく基盤の一部が焦げており

レストアに大変苦労されたとのこと。
e0213363_0362390.jpg


氏は2003年の「男の隠れ家」に紹介されている。

確かに建築事務所なのかホビールームかわかりません・・・・・・・。
e0213363_042688.jpg
e0213363_0422540.jpg


最後にお聞かせ頂いたのは1935年製蓄音器。
e0213363_0452894.jpg


トップパネルの裏側にはVictrola。

えっ、このワンちゃんと蓄音器。ビクターでは・・・?

有名なRCAビクターはVictrolaの後身なんだそう。

知りませんでした。
e0213363_0522723.jpg


前方の観音開きの中がホーンになっている。

S氏曰く、このホーンの形はあのウエスタンの巨大ホーンの原型なのだそう。

勉強になりました。
e0213363_053576.jpg


蓄音器の音をこんなにじっくり聞いたのは初めてである。

これがオーディオの原点なのね。
e0213363_0562362.jpg


高域も低域もない中音のかたまりなのであるが・・・・・

しかしナットキングコールがなまなましい。

何故かわからないが妙に歌手との距離が近い。

電気を一切通さないオーディオ。

しばらく頭を冷やそうかな・・・。
[PR]

# by gokurakutojigoku | 2011-06-11 01:14 | 訪問記 | Comments(2)
2011年 06月 08日

SPU

SPUの音は語りつくされているが、

素の音を聞いたことのある人は意外に少ないのでは。

20年位前に直接取り付け用アダプターを手に入れ

汎用シェルに取りつけている。
e0213363_23514690.jpg


SPUの音=Aシェル、Gシェルの鳴きが何割かを占めていることがわかる。

決してワイドレンジとは言わないがカチッと芯の通った厚い音が聞ける。

Gシェルが鉛筆の「3B」ならAシェルは「2B」、これは「B」である。

SPUファンだけでなくカートリッジ道楽をしてきた方は聞いて損のない音である。

SPUを再認識するばかりではなく、当時のオルトフォンの底力に驚くかもしれない。
e0213363_0182210.jpg

[PR]

# by gokurakutojigoku | 2011-06-08 00:20 | アナログ | Comments(1)