信心過ぎて極楽通りこす

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2016年 03月 25日

晴れのち雪

ANAのシステム障害の日にJALに乗ってHALさんがいらっしゃいました。

真剣にかつ楽しく音楽を聴いて有意義な時間が流れました。
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二日目は久しぶりに忍路(おしょろ)パン屋さんAigues Vives(エグ・ヴィヴ)。HALさんは3年ぶりかな。

いつの間にか新しい店舗が完成していた。
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予報は曇り時々雪。 実際蓋を開ければ晴れ。素晴らしい!

雪が溶け、春の足音が聞こえる。
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二日間、種々雑多な事を話し合った。

聴く耳、見る目、触覚、味覚、--- 仕事も趣味もセンサーの感度が大切。

全てを出せばいいというものではない。一方であるのに出ないのも困る。

知らぬが仏、知るが煩悩



HALさん曰く、

「オーディオも指数級数的比例で投資の割には得られるゲインは少ない、と云うより、そのクラスの良さを分かる人も少な
いし実感できる人も少ない。勿論生きて行くための必須アイテムではないので投資できるひとも限られている、投資と云う
より営々たる浪費と云う方が正しい。丁度ワインと同じである。美味しさ、音の素晴らしさはある数値以上になると一般の
感覚では弁別不能となり、ただ美味しい、ただ良い音にしか聴えないサチレーションが起きるからである。それでも弁別能
力はないが良さは分かるのである。感覚の弁別能力は学習により徐々に広がって行く。(中略)ある種の訓練を受けると体
感するその能力はすば抜けて高くなる、だから分からない人には分からない話である、まぁそう云う類の話である。」

「いくら名演でも古い録音は古い、古い録音を今のデジタルで聴いても弁別不可能である、ところが当時の旨くメンテナン
スされた機械で聴くと素晴らしい音楽を奏でてくれる、アナログの良さは連続したスムーズな音楽表現であると云わざるを
得ない、受ける個人の感覚的な審美の問題とも言い換えた方が良い。良いものを観て聴いて味わって、それでこそ幸福感が
得られる。幸福感とは絶対的なものではなく、かと云って相対的なモノでも無い、究めて個人的事情に由来するものである。
話を戻すと最新の音楽は、いやデジタル録音が始まった1980年ごろから蓄積された音源はアナログよりデジタルの方が遙か
に良い、1980年代のカラヤンの録音を聞いても、特にバーンスタインやショルティの録音を聴いてもデジタルの方が良い。
当時はデジタルで録音してアナログレコードで発売されていたからレコードの方が良く聴こえていたかのように錯覚するが
本当に整備されたデジタルシステムで聴くとアナログレコードでは太刀打ちできないことを思い知らされた。」

「--------(前略)このような感覚は時としてひとを不安に陥れるものらしい、素晴らしさに自信が持てない時があるものだ。
幸せとは極めてパーソナルな事情と書いた。それを補完するものが第三者的助言だろうし同意だろう。本当はそんな必要は
全くないほどのものであるが素晴らしさを裏打ちするものが欲しくなる。私も素晴らしい音が出たとき、極希に十年か二十年
に一回だろう、この素晴らしい感激を誰かと分かち合いたい、同じ価値を分かってくれる人と共有したいと思ったことが
何回かあった」




夕方、HALさんを札幌駅まで送り届けると雪が降り出した。

目覚めると真っ白
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春はおあずけ







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by gokurakutojigoku | 2016-03-25 00:43 | 旅行 | Comments(12)
2016年 03月 08日

Metamorphosen

それまでほぼジャズ一辺倒だった小生が

クラシックを聴いてみようと思ったきっかけになった曲が R.シュトラウスのMetamorphosenです。

「23人の弦楽奏者のための”習作”」という副題の意味が理解できない! と思うほど超絶技巧作品。

今から12年前、義理の父の葬儀に向かうために運転していた車のFMから流れてきたこの曲が、

ベートーベンの交響曲第3番「英雄」の第2楽章「葬送行進曲」を根幹にした主題で、

”追悼”を意図したものであることはその当時知る由もなかったが、

沈んだ気持ちで葬儀場に急ぐ小生がこの曲に共鳴したのは自然なことだったのかも知れない。
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3枚所有している中で圧倒的なのは1969年のカラヤン/BPO盤。

深く重く地を這うように荘厳で、シュトラウスが作品に織り込んだ意図を炙り出すが如く凄い演奏である。

1986年のプレビン/ウイーンフィル盤は録音が良くかなりいい演奏。カラヤン盤より軽めで疲れない。

先日拙宅にいらしたSouthさんから教えていただいた 2007年のファビオ ルイージ/ドレスデン盤は、

この曲を分解洗浄して組み直した精密機械のような緻密さで迫ってくる。

SACDの高音質と相まってドレスデンの弦は冴えるがカラヤンのようなドスが効いてないのでこれは涙なしの「追悼」か。

Metamorphosen は変容と訳されるが生物学の昆虫の変態と同義である。

シュトラウスはロマン派なのに前衛的なところ、

曲の構成は複雑難解、

曲の題名も一見すると意味不明なものが多い。

やっぱりシュトラウスは変態だ! というところでSouthさんと意見が合ってしまった。









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by gokurakutojigoku | 2016-03-08 20:04 | クラシック | Comments(6)
2016年 03月 01日

暴風雪

3月1日午後4時

家の周りはこんなもんです。
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明け方の風が凄かったので雪は吹き飛ばされましたが

日中は降ったり止んだり。

春は遠いです。


空も暗く、気持ちが沈むのでジャズ聴いています。
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BUDDY RICH "Swingin' new big band"

爽快です。

雪が降っているので昼間にしてはS/Nいいです。

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by gokurakutojigoku | 2016-03-01 16:49 | ジャズ | Comments(6)