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2011年 06月 11日

made in Germany

オーディオ仲間のCriss氏と建築家のS氏のアトリエに伺った。

お忙しいところを快くお招きいただき有難うございました。

聞くところによると氏は大のドイツ好きなのだそう。

アトリエに入ってまず目を惹くのが平面バッフル。

さすが建築家。部屋の中にもう1枚壁を作ってバッフルにしてしまった。
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ユニットはSIEMENS製ダブルコーン8inchフルレンジ×4発。

6発も試したがバランスは4発のほうが良かったとのこと。

今まで平面バッフル+フルレンジに裏切られたことがない。

どこで聞いてもいつもいい音で鳴っている。
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無駄のない堅実な作りがいい。
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プレーヤーはEMT930。

小生も一時期所有していたがこの堅牢な作りはそのまま音に反映されている。


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アイドラーのメンテにも腐心されているようで、

(左)フランツ時代、(中)バーコ時代、(右)レプリカ

右のレプリカが1番良く、バーコはスリップする。フランツはゴムが変質してベタベタする。
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アンプ類は自作管球アンプを使用する自作派。

下の写真はALTEKのモノラルプリメイン346A。

344の廉価版という位置づけらしいが違いは入力端子の数。

この個体はアメリカで拡声器用に使用されていたらしく基盤の一部が焦げており

レストアに大変苦労されたとのこと。
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氏は2003年の「男の隠れ家」に紹介されている。

確かに建築事務所なのかホビールームかわかりません・・・・・・・。
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最後にお聞かせ頂いたのは1935年製蓄音器。
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トップパネルの裏側にはVictrola。

えっ、このワンちゃんと蓄音器。ビクターでは・・・?

有名なRCAビクターはVictrolaの後身なんだそう。

知りませんでした。
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前方の観音開きの中がホーンになっている。

S氏曰く、このホーンの形はあのウエスタンの巨大ホーンの原型なのだそう。

勉強になりました。
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蓄音器の音をこんなにじっくり聞いたのは初めてである。

これがオーディオの原点なのね。
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高域も低域もない中音のかたまりなのであるが・・・・・

しかしナットキングコールがなまなましい。

何故かわからないが妙に歌手との距離が近い。

電気を一切通さないオーディオ。

しばらく頭を冷やそうかな・・・。
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by gokurakutojigoku | 2011-06-11 01:14 | 訪問記 | Comments(2)
2011年 06月 08日

SPU

SPUの音は語りつくされているが、

素の音を聞いたことのある人は意外に少ないのでは。

20年位前に直接取り付け用アダプターを手に入れ

汎用シェルに取りつけている。
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SPUの音=Aシェル、Gシェルの鳴きが何割かを占めていることがわかる。

決してワイドレンジとは言わないがカチッと芯の通った厚い音が聞ける。

Gシェルが鉛筆の「3B」ならAシェルは「2B」、これは「B」である。

SPUファンだけでなくカートリッジ道楽をしてきた方は聞いて損のない音である。

SPUを再認識するばかりではなく、当時のオルトフォンの底力に驚くかもしれない。
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by gokurakutojigoku | 2011-06-08 00:20 | アナログ | Comments(1)