信心過ぎて極楽通りこす

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カテゴリ:スピーカー( 18 )


2013年 06月 19日

4550PBe

1週間前から新しいドライバー エール4550PBe をエージングしておいた。
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今まで使っていた4550DBe のオールパーメンジュール版である。

同じ構造、同じ振動盤のドライバーがマグネットのみ強力になったらどーなるのか、

そして今回は2インチから1インチに変換するスロートの長さの比較もしてみようと思う。

用意したのは山本音響工芸製スロート。長さは11.5cm。
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今日のお手伝いして頂いた寺の方々。

左から教団宣伝部長兼スーパー檀家のO槻氏、筆頭檀家のO橋氏、寺の住職のS氏、そして小生である。
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まずはドライバーを変えずにスロートの比較。

現状のエール製の25cmスロート
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次に11.5cmスロート
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25cmスロートは音がしっとりする、粘りとコクがある、音に「タメ」がある、ロードが掛っているのがよくわかる。

11.5cmスロートは音がストレートに出てくる。明快で解像感がある。ジャズならこっち。

お次はドライバー換装。

エールシステムはクラシック用なので迷わず25cmスロート使用。
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磁束密度の違いだけでこんなに違うのね。

当然押し出しが違う。ウーファーとのクロスも750Hz→590Hzに下げてドライバーにもっと低帯域を歌わせたくなった。

さらにエージングが進めば弦のそよぐ感じも夢ではないという夢が現実になるのか。(まどろっこしい言い方するなー)

ツイーターもベリリウムにすれば・・・

きっと幸せになれるに違いない!
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by gokurakutojigoku | 2013-06-19 15:42 | スピーカー | Comments(8)
2013年 03月 01日

ベリリウム

ベリリウム振動盤のエールドライバー4550DEBの試聴機を借りて試してみた。

試聴機なのでカバーの色違いと張り付けてあるモデルナンバーの間違いははご愛嬌である。

チタン振動盤に比べて滑らかな音質がクラッシックに合うというのがマインド寺のS氏の弁。
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ベリリウム振動盤について改めて調べてみると、あるHPにこんな記述があった。

「ベリリウムドームはまた、最高性能の家庭用オーディオでも用いられています。その理由は、ベリリウムがす

べてのドライバー用ドーム材の中で最も高い剛性・密度比を有しているという点にあります。その結果ダイア

フラム全体の質量が小さくなり、反応性が大幅に改善されます。しかもその剛性は広い周波数範囲にわたり

維持され、従来製品の固有共振域での機械的変形による音の割れが発生するようなことはありません。」

とある。ドライバー用振動盤としては理想的な素材の一つであるようだ。

小生が愛用する山本音響工芸のF-280ウッドホーンに適合するスロートを特注し、試聴に臨む。
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今まで使っていたエール7550DEの帯域は100~10kHz,対して4550DBEは800~20kHz。

クロスは今までの590Hzでは繋がらず、750Hz,660Hz,880Hzを試して880Hzで収まった。

逆相にしてあったケーブルも正相のほうが実体感が増してよくなった。

低域の質感が改善されると高域のザワザワ感が耳につく。
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ツイーターのクロスを10600Hzから13300Hzにするとザワザワ感が消え、

さらに冒険をして18000Hzにすると、以外にも空気感を伴った滑らかさが加わった。

いい感じである。

チャンデバのアッテネーターも黒のマーキングから赤のマーキングの位置に変わった。
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ベリリウムは歪み感がなく洗練されていながら冷たさのない音である。

ただしダイナミックで豪快なジャズには上品すぎて物足りなく感じるかもしれない。
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by gokurakutojigoku | 2013-03-01 00:34 | スピーカー | Comments(6)
2013年 01月 11日

二兎を追う者は一兎をも得ず

クラッシックが少しずつ鳴ってきた。

元々ショボイ音だったのでマシになったと言うべきか?

位相やレベルを詰めた効果が出てきたと言えばかっこいいが・・・・・。

昔から云われることだが、スピーカーは楽器なのかもしれない。

エールシステムでジャズを聴くのをやめて2か月半。

クラッシックを鳴らすことで明らかにクラッシック用の「楽器」にエージングされてきた。

オケの空間表現らしきものが出来るようになってきた。
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で・・・、

よせばいいのに怖いもの見たさでカウントベイシーをかけてみる。

だって、同じ「オーケストラ」だから。

うっ!

酷い。

トランペットは遥か彼方で、

ドラムスは体調悪そうに、

ベイシーの弾くピアノは毛布で包まれている。

これがクラッシックが鳴るスピーカーの勲章なのか。
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by gokurakutojigoku | 2013-01-11 23:22 | スピーカー | Comments(3)
2012年 11月 20日

目的か?手段か?

プリを Cello から Ayre KX-R にスイッチしてから3週間が過ぎた。

当初、比較的熱の持たないアンプと思っていたが当たり前に熱くなってきた。

熱平衡に達するまでにこんな時間のかかるアンプは初めてかもしれない。

マインド寺の住職S氏が「2~3週間かかります」と言っていたっけ・・・。

高域も低域もストレスなく伸びているので、

中域にエネルギーを集中してそれなりにまとまっていたJBLシステムがドンシャリになってしまう。

ツイーターのクロスを 7,500Hz から 8,800Hz に上げレベルを絞り、

ウーファーのクロスを 660Hz から 590Hz へ下げた。

高域はジャリジャリ感が消えドン詰まり感もなくなった。

低域はボンつきがなくなり切れ込みが良くなった。

正直、JBL の075、375、D-130 からこれだけの広帯域感を感じようとは思ってもいなかった。
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Levinson (Old Levinson も Cello も) が好きだ。

JBL も大好きだ。

好きなアンプの音をスピーカーで再生するのか?

お気に入りのスピーカーの能力を引き出すためにアンプを選ぶのか?

そりゃ大好きなアンプで大好きなスピーカーを100%鳴らせたらいいけど・・・・・・・。
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by gokurakutojigoku | 2012-11-20 22:35 | スピーカー | Comments(0)
2012年 11月 08日

位相合わせ

以前HALさんにご指摘をうけたスピーカーの位相をマインド寺の住職S氏にお手伝いしてもらい

ゼロから合わせ直してみました。

元々は下から逆相ー正相ー逆相だったが、HALさんの指南でドライバーも逆相にしてあった。

先ず逆相ー正相ー逆相に戻す。

やはり音の窮屈感が出る。

次にすべて逆相。

こちらの方が音に解放感がある。

理屈ではすべて逆相で繋がるとは理解しにくいが・・・。

エールのウーファー正相はこの部屋には合わないのは以前実験済み。
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今まではジャズのエネルギッシュな密度感が欲しくて高域を8,800Hz、 6dB / oct でクロスさせていたが、

10,600Hz、12dB / oct にすると表情がすっきりとして弦が繊細で滑らかになってきた。
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クロスオーバーポイントの位相はスロープ特性によって変わる。

スロープ -12dB / oct の位相差は低音に対して中音は逆相(180°)になる。( -18dB / oct では90°)

中低域のクロス660Hz 12dB / oct の逆相は長さにして25cmなのでホーンを前後に移動して

位相合わせをする。これが結構大変で何回も前後に往復させポイントをさぐる。

今までの位置から6cmしか変わらなかったので案外位相がズレズレ状態で聴いていたのかもしれない。

ついでににJBL の位相も合わせてみる。
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チャンデバのレベル調整とパワーアンプの電源極性を合わせた結果、予想外に聴きやすい音になってきた。

もしやと言うことでグライコDG-28を抜いてみると、補正なしでも低域が全体にかぶるような濁りがかなり抑え

られているばかりではなくDG-28が音の鮮度を大きく損ねているのがわかってしまった。
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by gokurakutojigoku | 2012-11-08 01:21 | スピーカー | Comments(4)
2012年 05月 15日

位相

低域が出ない。

音全体がさっぱり締まらない。

クロスを変えたり、アキュフェーズの DG-28 でイコライジングしてみたり・・・・・。

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色々やった挙句にユニットの位相を変えてみた。

今までは定石通り下から正相ー逆相ー正相で接続していたが、

ウーファーを逆相にしてみた。

あっさりと低域が出てきた。

音像がスピーカーの中心に定位する。

さらにドライバーを正相に、ツイーターを逆相にすると

音のフォーカスが合ってきた。

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それにしても火事の前のセッティングが全く通用しない。

クロスオーバー周波数、スロープ、そして位相も。

壁の材質は変わったが基本的な部屋の形はそのままである。

可能性として大きいのはスピーカーの背面に「森」を作ったので

スピーカーはその分リスニングポイントに近づいたこと。

結果、ここ1週間Kらい音楽を聴くのが楽しい。

まだまだ改善したいところは幾らでもあるのだが、

取り敢えずまともなバランスで鳴っている。
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by gokurakutojigoku | 2012-05-15 22:59 | スピーカー | Comments(2)
2010年 11月 17日

ハーツフィールド

北海道の斜里町にスーパーハーツフィールドを所有する友人T中氏がいる。

なぜスーパーなのか!?

それはこの美しさである。

しかも初期型ですよ!!

まあ、大抵の人はレプリカでしょうと・・・・・。

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左右の音圧が違うので調べたらネットワークであることが判明。

その交換作業とセッティング、そしてハーツを拝むために

札幌からはるばる3名で斜里に押し掛けたのでした。

初期型の背面はカバーのかかってない「剥き出し型」

問題のネットワークが見えます。

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外したネットワーク。

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ラウンドバック、グレー塗装の 375 が見えます。

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作業する札幌のオーディオマインドの須田氏。

オーディオの事は何でも頼りになるんだなー。

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取り外したネットワーク。

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所狭しと鎮座するハーツ。

実は・・・、小生と、同行したO橋氏は恥ずかしながらハーツを聞くのは初めて。

逆に何の先入観も持たないで試聴できたのでは・・・。

低域から高域までウェルバランスである。

低域はバックロードと言われなければ全くわからない。

適度に締り、しかも十分な量感がある。

中高域はまさにラウンドバック 375 の魅力全開。

マイルスは刺激的にならず、

コルトレーンは伸びやか。

ジミーコブのドラムはシャープだがウォーム。

セッティングやケーブルを吟味すれば更に突き抜けそうな予感。


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JBL の原点ともいえるこの古いスピーカー・・・。

スピーカーの進歩とは・・・・・。

O橋氏と考え込んでしまった。

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T中氏の手許には何故か「とんでもなく」綺麗な機材が集まる。

マランツ Model 7,8 は全く傷なし。

圧巻はトーレンス。未開封のデッドストックかー!!

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お忙しい所、三人で押し掛けて申し訳ありませんでした。

「とんでもなく」いいもの見せていただきました。
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by gokurakutojigoku | 2010-11-17 21:59 | スピーカー | Comments(2)
2010年 11月 10日

JBL

Levinson と Cello で鳴らすスピーカーはD-130, 375, 075 という構成。

低域に A-130 等のウーファーを使うのはオーソドックスだが D-130 のダブルは多数派ではないかも?
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この D-130 はあるコレクターの方が未開封のままお持ちになっていたもの。

こんな個体が4本同時に・・・ま、マジで~!!

当初は誰も信じてくれなかった。

小生も目を疑った。

一度も電気を通していないので最初の音はガチガチ。

しばらくは途方に暮れた。

まともな音が出るまでに半年位かかった。

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現在は初期型のラウンドバックの375を使用しているが、最初はほぼ最後期の375を使っていた。

後期型はエネルギッシュでカチッとした音で リー モーガンが前に出てくるが、

初期型はおとなしく品があり サラ ボーンの口元はしっとりと濡れる。

あ”-、どっちも捨てがたいよー!

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by gokurakutojigoku | 2010-11-10 23:45 | スピーカー | Comments(0)