信心過ぎて極楽通りこす

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カテゴリ:アンプ( 23 )


2014年 06月 25日

追い込み 特別編

チャンデバを完全にモノラル化したら・・・・・、実験である。

今まではwooferのみステレオ、上の3帯域をモノラル使い。

今回はJBLシステムに使っているコントロール部を移設して全帯域モノラル。

しかも電源部も左右セパレート。
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一番の違いは低域の分解能が僅かに良くなること。

コントラバスのビブラートが少しだけ明瞭になる。

全体の雰囲気もやや硬質にシフトする。

中高域をモノラル化した時のような大きな変化は感じられない。

特性的にはこちらの方が優れていると思うが音楽的には微妙である。

あくまで拙宅の環境下での話であるが・・・。


ただし大きな収穫もあった。

硬質にシフトした音を補正するためにtweeterのクロスを10,600Hzから13,300Hzに上げたら

全体のバランスが実に良くなってチャンデバを元に戻したらもっと良くなっていた。

もしかするとバランスのスイートスポットが視野に入ってきたかもしれない。

こういう所がオーディオの難しいところでもあり楽しいところか!?

内心、新たなお布施を免れてホッとしている。
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by gokurakutojigoku | 2014-06-25 02:00 | アンプ | Comments(2)
2014年 06月 18日

追い込み

Pass のチャンデバ XVR1 はステレオ機であるが2台以上偶数台あるとモノラル使いができる。

これは以前紹介した巨大ホーンのエール使いのS氏に指南された方法。

結果は想像を超える改善でチャンネルセパレーションの重要さを身を以て体験した。

1枚目の写真が通常のステレオの信号経路。

一枚の基板上に右チャンネルと左チャンネルの回路が並行している。
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写真左上の端子から入力された信号が low pass filter と high pass filter を通り

それぞれの出力端子に流れる。


2枚目の写真はモノラル使いの信号経路。
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この場合左入力端子から入ってleft low pass filter の出力を wooferへ、

left high pass filter の出力を右入力端子へ入れて

right low pass filter の出力を mid driverへ

right high pass filter の出力を tweeterへ。

この接続をした XVR1 を左右1台ずつ使えばモノラルチャンデバになる。

拙宅は 4WAY マルチなのでXVR1は3台。(奇数台)

最下部の woofer 出力のみステレオで使い、mid low から上をモノラルで使っている。
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パワーアンプは4帯域ともモノラルなのでチャンデバのモノラル使いの利点を享受できる環境も

功を奏しているとは思うが輪郭や表情がクリアーになるのが手に取るように分かる。

高級機になるとモノラル2筐体になるのと、メーカーがデュアルモノを謳う理由がよく理解できる。
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by gokurakutojigoku | 2014-06-18 23:21 | アンプ | Comments(20)
2014年 04月 17日

仕上げの一つまみ

料理の仕上げの一つまみの塩。

海塩か岩塩か。

もしかすると根本的な味まで変わってしまいそうなその選択に悩みぬいて

選んだ塩はPass 100.8。
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明らかに岩塩系の味ではあるが滑らかで力強く

角のとれたシャープネスは全体の味を整えてくれる。

ツイーターを変えると低域の量感まで変わるのはよく経験することで

料理も音もバランスが命という点で似ているのかもしれない。

さらに今回はフレッシュな味を口元まで保つために

VALHALA2 を奢って万全を期した。
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しかしである。

この時点で極楽の頂きは遥か彼方なのである。

これからチャンデバとの格闘が待っている。

お皿、ナイフ・フォーク、テーブルクロス、ワイングラス。

選ぶのにどれくらいかかるだろう。

守護神トムちゃんの力を借りてがんばろう。
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「猫の手は貨さニャイにゃ。」
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by gokurakutojigoku | 2014-04-17 00:16 | アンプ | Comments(16)
2014年 01月 13日

兄妹対決

4wayにしてからはツイーターのみパッシブで、エールのミッドハイ 4550PBe からコンデンサー、コイル、

アッテネーターを介して送っていたが、3way マルチに比べて中高域のヌケが悪くスッキリしない。

エールシステム4way完全マルチ化を目指してツイーター用パワーアンプの試聴をした。

チャンデバをもう1台用意し、SPケーブルはJBLに使用中のFRYを流用。
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下がPass Labo XA100.8 。XA100.5 の後継機である。

今月の中旬以降に正式販売のため試聴機はプロトタイプである。

XA100.5 より発熱は少ない。

上がFirst Watt SIT-1 。

同じ Nelson Pass の設計で、SIT という3極管のような特性を持ったトランジスタをシングルで使っている。

出力は10wだが盛大に発熱する。
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先に試聴したのは XA100.8 。

まず感じたのはヌケの良さ。

高域の質が高まると全体が締まって洗練された音になる
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最初は8800Hzで繋いだが、10600Hzのほうが透明感が増す。

非常にいい!

次に SIT-1 。
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一言でいうと大人しい。

透明で緻密。

同じ Nelson Pass だから”音の色”は同じだが、使用デバイスによって彩度が変わるのだろう。

XA100.8 の質量感のある高域が実に魅力的だった。
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by gokurakutojigoku | 2014-01-13 00:13 | アンプ | Comments(12)
2013年 03月 12日

ガリ

Pass のチャンデバのアッテネーターは時間が経つと必ず「ガリ」が出る。

レベル設定が決まってしまえば頻繁にさわるものではないが、合わせたいポイントに止めると

「ジジジー」とノイズを出すのが辛い。
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実際にはレベル設定がバッチリ決まることなんてないのがいつまで経っても救われない所以である。

アッテネータ交換は単純な作業だが、仕事柄家に帰ってまで細かい作業をしたくないというグータラな

理由で取り寄せた部品をしばらく眠らせてあった。
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交換してみると実に快適である。

つまみを回すとガリを伴わずにレベルが変化する。

いつかガリが出ない高品質のアッテネーターに変えたい気持ちもあるが音質まで変わっちゃいますかね?
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by gokurakutojigoku | 2013-03-12 11:47 | アンプ | Comments(4)
2012年 11月 15日

Ayre KX-R

Cello のSuite & Palette は残留ノイズが大きく、ハムも曳きやすいがLevinson 独特のナイーブさが魅力

で手放せなかったのだと思う。

しかしプリアンプとしてのEMT JPA66 を聴いてしまうと残留ノイズの少なさ、レンジの広さ、音の解像感に

感心してしまう。フォノ入力はこれで良しとしてもライン入力は我慢できそうにない。
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実は以前から気になっていたプリアンプがあった。Ayre KX-R である。入力インピーダンスが1MΩでCello

の設計思想と似ているからなのか音にも共通点が感じられる。洗練されていながら冷たさのないウォームな

感触に加えて青天井的ダイナミックレンジに驚嘆する。遠近感も深く音場が平坦にならない。
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Levinson の DAC No.30.6 との相性も非常に良く、リズミックに弾むベースは演奏の完成度が向上

したかのよう。

JPA66 はKX-R を通したほうが表情に粘りが出るように感じられる。

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Cello の Suite & Palette を使っていた2人の檀家さんが相次いで KX-R に鞍替えした事実が小生の

背中を強力にプッシュしていたが、そろそろ年貢(お布施)の納め時かもしれない。
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by gokurakutojigoku | 2012-11-15 01:17 | アンプ | Comments(6)
2012年 10月 17日

JPA66

JPA66 をプリとして使うとEMTらしい力強さに広いレンジ感が伴った音になる。

しかしこれはアナログの音の話である。

JPA66 には2系統のライン入力がある。
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CDを接続したラインの音は「かなり酷い」と言って差し支えないと思う。

マイルスのペットは刺々しく全体のイメージは安っぽい硬質感がある。

Levinson のLNP-2L をラインに繋いで外部フォノイコとして使おうと目論んでいたがこれはもっと聴けない。

さらに CD から LNP-2Lをバッファーとして噛ませてラインに接続したが変化なし。

Cello から JPA66 に簡単にスイッチとはいかないようだ。
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JPA66 の初期版のライン入力はアンバランスのみだったが小生のはバランス入力が増設されている。

おそらくユーザーから指摘されたのだろう。

ステサンや管球王国の記事に「フォノイコライザーとして使用を云々・・・」的な言い方をしているのは

間接的ににライン入力の質を評価していないと勘ぐってしまう。
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by gokurakutojigoku | 2012-10-17 14:46 | アンプ | Comments(8)
2012年 09月 19日

グライコ

白状すると小生のシステムはクラッシックがうまく鳴らない。

一言でいうと透明感がないのだ。

クラッシック特有の残響の多い録音は悲しくなる。

根本的な原因は部屋にあるのは百も承知で、今回の部屋の再建にあたって

「森」をパクッたのはこのためである。

世にある音響建材と呼ばれるものは殆どが中高域には効果はあるが、中低域に効くものは見当たらない。

がんばって予算の許す限り「森」をパクってみたが、人の性格同様そう簡単には矯正できない。

激しい性格はかなり穏やかになったが人を魅了するまでには至らない。

以前からアキュフェーズの DG-28 をいじり回していたので100Hz から 300Hz が盛り上がって

いるのが気になっていた。

聴感上のイメージも DG-28 と一致していた。

以前の部屋だと全周波数帯においてかなり性格が悪かったので DG-28 の自動補正に任せると

補正量が大きすぎて逆に音の鮮度が極端に損なわれて収拾がつかなくなっていた。

つまり性格がひん曲がってしまったのである。

DG-28 の他に SPL社の Passeq という名のイコライザーも使ってみたが、効果はあるがノイズが乗るので

結局使わなくなってしまった。
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部屋の再建後は出来ればグライコは使いたくはなかったが、チャンデバ等で補正できる性格のものではない

ので再度グライコに頼ってみることにした。
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今回は火事前より明らかに「あばれ」は小さくなっているが,自動補正は何が何でも理想的な

周波数カーブを作るために補正しまくるので気になるポイントのみを手動補正してみた。

小さな凹凸は無視である。

補正前
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補正後
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もちろん完全なよい子にならないが低域が膨らむような、全体が濁るような感じは薄らいだ。

以前、会長殿やリベロ氏がラトビアのAPEQ-2pro なる魔法の機械を紹介されていたがあの記事を

読むとグライコの音場測定なるものの信憑性はかなりあやしいのかもしれない。

まあ、ほかに現実的な方法もないので今回はこの辺でよしとしましょう。
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by gokurakutojigoku | 2012-09-19 22:38 | アンプ | Comments(11)
2012年 07月 17日

EMT JPA66

以前、JPA66の試聴記をUPしたことがある。

厚く豊かな中音域はそのままにワイドレンジ化された音にしびれた。

プライスタグを見て痙攣した。

考えているうちに金銭感覚が麻痺した。
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Peterson trio の "WE GET REQUESTS" がリフレッシュされたように鳴る。

上下が伸びていても決してドンシャリにはならずに

高域は山の稜線がなだらかに消えていくよう。
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フォノイコだけ使うために・・・・・馬鹿げていると思う。

LNP-2L も ML-6BL もフォノイコしか使ってないじゃないか。

後ろめたいことがあると屁理屈考えて自ら正当化する。

ガキの頃から進歩なし。
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by gokurakutojigoku | 2012-07-17 16:29 | アンプ | Comments(6)
2011年 05月 03日

トム コランジェロ

とある所からこんなものを譲っていただいた。

Cello の AUDIO SUITE 用のラインモジュールである。

左側のやや大きい長方形が P201 CD 用。

その他は P301 メインユニット用。
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表面は全面ヒートシンク。
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裏面には Viola  Thomas P. Colangelo とある。

聞くところによれば、Cello を離れてViolaを興したコランジェロが自分が設計したスイートのため

に一時期最新の素子を使ってモジュールを作っていたらしい。
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背面のビスをゆるめてユニットをはずす。
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まずはCDラインユニットP201から。

モジュール換装前。
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モジュール換装後。
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次にメインユニット。

モジュール換装前。
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オリジナルのモジュール。
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R-チャンネルのみ換装した状態。
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換装完了。
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出てきた音は明らかに帯域が広い。
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オリジナルモジュールのスイートはオールドレビンソンより当然ワイドレンジで、新しいモジュールは更にワイド

レンジである。だからといってレビンソンらしさが薄まった訳ではなく上下の裾野が広がった分相対的に中域

の高度感が感じにくくなっただけ・・・。言い方を換えればナローレンジという欠点が取り去られた結果さらにマ

ーク レビンソン本人の理想に一歩近づいたとも言えるのでは・・・・・。
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by gokurakutojigoku | 2011-05-03 22:48 | アンプ | Comments(2)