信心過ぎて極楽通りこす

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カテゴリ:アンプ( 26 )


2015年 11月 05日

アッテネータ その2

Pass labo XVR1 のアッテネータのガリ問題はこのチャンデバを使う方々の共通した悩みだと思われますので

アッテネータ換装の備忘録として注意点をUPしておきます。


① アッテネータ(ポテンショメータ)の選定について

オーディオマインドでアンプ等の修理を手掛けているO寺さんに推薦されました。

「最近は良質な部品がなかなか手に入らないが、東京光音のアッテネータは品質的にも音質的にも満足できる。」そうです。

東京光音のHPをみると連続可変型ポテンショメータのページに CP-600 Series があります。

その中のデーターシート(英語版)の青いボタンをクリックすると、詳細のpdfが開きます。

左下の Output Law に減衰特性が示されています。

この中でTaper A か Taper B を選択しますが、B は純正品の特性、A は同じレベルで比べるとツマミは高い位置になりますので

S/Nは有利になります。

純正品は10kΩなので、CP-601 A 10kΩを選びました。

別ページに連続可変型アッテネータ CP-600 Series がありますが, これは使えないので要注意です。


② 換装の手順について(以下、ポテンショメータと呼びます)

先ず四角い本体に回転防止の半円形の凸があるのでこれを削り取ります。
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削り取った後
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ツマミを固定しているイモネジを緩めます。この六角はインチです。
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ポテンショメータを固定しているナットを外します。このナットもインチです。
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ワイヤーから古い部品を取り外します。
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被覆を7mm位剝きます。
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ポテンショメータの端子を J の字に曲げておきます。
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ワイヤーに15mm位に切った熱収縮チューブをあらかじめ差し込んでおきます。
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純正品と同じ位置にワイヤーを半田づけします。(正面から向かって左から赤、白、青)
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熱収縮チューブを熱して出来上がりです。
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半田づけする時は基盤の上に厚手の紙等をひいておいた方がいいです。

基盤に融けた半田が落ちるととんでもない事になります。

あとはポテンショメータを定位置に取り付けますが、ネジを切ってある部分が純正品より短いので

CP-601に付属するワッシャー1枚をかませてピッタリです。

シャフト径は純正品より細いので回転時に少しだけ偏心しますが気にはならないと思います。


以上ですが、この改造はあくまでも自己責任でお願いします。

何かあってもエレクトリは修理を受け付けないかもしれません。









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by gokurakutojigoku | 2015-11-05 01:06 | アンプ | Comments(2)
2015年 11月 03日

アッテネーター

Pass labo のチャンデバは音が良く調整範囲が広く使いやすいのですが、

レベル調整のアッテネーターがカーボン製で盛大にガリを発する欠点があります。

数年前にも純正のアッテネータを取り寄せ交換しましたが時間が経つと同じ症状が出てきました。

そこで今回は東京光音製コンダクティブプラスチック型に変えてみました。
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純正品は減衰特性がBタイプのようですが、二字曲線型のAタイプの方がツマミの位置を高い所で使えるので

音質的に有利との判断からAタイプを使ってみました。(マインド寺技術部長O寺さんの勧め)
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拙宅にはPass laboのチャンデバが5台あるので、先ずはJBLに使っている2台からです。
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ガリが消えたのは勿論ですが音も変わりました。

音色は変化ないですが基本特性が上がった感じです。

交換して気付いたのですが、純正品は音か滲むようなスッキリしない感じがあったようで

東京光音製は見通しが良くなって表情がクリアーになりました。

ついでに気になっていたLEDのパイロットランプも交換します。

海外アンプによくあることですが色も明るさも違います。
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近日中にエールのチャンデバも換装してみます。

エールの解像度がこの違いをどこまで出してくるか楽しみです。



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by gokurakutojigoku | 2015-11-03 21:40 | アンプ | Comments(8)
2015年 03月 17日

No.52

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Mark Levinson No.32を使う身としては当然気にはしてました。

正常進化なのか、別物なのか、何が違うのか、どう変わったのか・・・。

基本、正常進化だと思います。決して別物ではないです。

しかし十数年前に初めて No.32 を聴いた印象とは違います。

当時、黒子のプリアンプと評された肩透かしを食らうような奥ゆかしさはありません。

割と自己主張します。

あくまでも No.32 と比べてですが。
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それは”色”ではなく、解像感とか立体感とか、おそらく物理特性向上の結果としての変化と受け取りました。

ベールを2枚も3枚も剥いだような見通しの良さは特筆ものです。

拙宅の JBLシステムで聴くジャズは、新しい録音はきちんとエッジが立っていて明瞭です。

ボーカルの口元もリアルで、ベースのピチカートは量感というより音程の確かさを意識します。

古い録音を聴くとオーバークオリティーかな、と思う所もあります。

度々書くことですが、アンプの10年の進化は侮れません。

続いてエールシステムのプリアンプ Ayre KX-R と入れ替えてみます。

実はこちらの組み合わせの方が興味がありました。
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第一印象、非常に几帳面な鳴り方で KX-R より音が前に出てきます。

弦は一瞬硬いかなと思わせますが、よく解像するので表情豊かです。

JBL の時は感じませんでしたが低音の量感というかローエンドの伸びのような迫力を伴います。

全体に引き締まった印象で、No.52 + エールでジャズを鳴らしたらと思いを巡らせました。

これは本当にいいプリアンプです。

財政難の小生にとって「買えない」前提でこの試聴をしました。

何時かと思っているときが一番幸せなのかもしれません。









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by gokurakutojigoku | 2015-03-17 23:11 | アンプ | Comments(19)
2014年 06月 25日

追い込み 特別編

チャンデバを完全にモノラル化したら・・・・・、実験である。

今まではwooferのみステレオ、上の3帯域をモノラル使い。

今回はJBLシステムに使っているコントロール部を移設して全帯域モノラル。

しかも電源部も左右セパレート。
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一番の違いは低域の分解能が僅かに良くなること。

コントラバスのビブラートが少しだけ明瞭になる。

全体の雰囲気もやや硬質にシフトする。

中高域をモノラル化した時のような大きな変化は感じられない。

特性的にはこちらの方が優れていると思うが音楽的には微妙である。

あくまで拙宅の環境下での話であるが・・・。


ただし大きな収穫もあった。

硬質にシフトした音を補正するためにtweeterのクロスを10,600Hzから13,300Hzに上げたら

全体のバランスが実に良くなってチャンデバを元に戻したらもっと良くなっていた。

もしかするとバランスのスイートスポットが視野に入ってきたかもしれない。

こういう所がオーディオの難しいところでもあり楽しいところか!?

内心、新たなお布施を免れてホッとしている。
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by gokurakutojigoku | 2014-06-25 02:00 | アンプ | Comments(2)
2014年 06月 18日

追い込み

Pass のチャンデバ XVR1 はステレオ機であるが2台以上偶数台あるとモノラル使いができる。

これは以前紹介した巨大ホーンのエール使いのS氏に指南された方法。

結果は想像を超える改善でチャンネルセパレーションの重要さを身を以て体験した。

1枚目の写真が通常のステレオの信号経路。

一枚の基板上に右チャンネルと左チャンネルの回路が並行している。
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写真左上の端子から入力された信号が low pass filter と high pass filter を通り

それぞれの出力端子に流れる。


2枚目の写真はモノラル使いの信号経路。
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この場合左入力端子から入ってleft low pass filter の出力を wooferへ、

left high pass filter の出力を右入力端子へ入れて

right low pass filter の出力を mid driverへ

right high pass filter の出力を tweeterへ。

この接続をした XVR1 を左右1台ずつ使えばモノラルチャンデバになる。

拙宅は 4WAY マルチなのでXVR1は3台。(奇数台)

最下部の woofer 出力のみステレオで使い、mid low から上をモノラルで使っている。
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パワーアンプは4帯域ともモノラルなのでチャンデバのモノラル使いの利点を享受できる環境も

功を奏しているとは思うが輪郭や表情がクリアーになるのが手に取るように分かる。

高級機になるとモノラル2筐体になるのと、メーカーがデュアルモノを謳う理由がよく理解できる。
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by gokurakutojigoku | 2014-06-18 23:21 | アンプ | Comments(20)
2014年 04月 17日

仕上げの一つまみ

料理の仕上げの一つまみの塩。

海塩か岩塩か。

もしかすると根本的な味まで変わってしまいそうなその選択に悩みぬいて

選んだ塩はPass 100.8。
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明らかに岩塩系の味ではあるが滑らかで力強く

角のとれたシャープネスは全体の味を整えてくれる。

ツイーターを変えると低域の量感まで変わるのはよく経験することで

料理も音もバランスが命という点で似ているのかもしれない。

さらに今回はフレッシュな味を口元まで保つために

VALHALA2 を奢って万全を期した。
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しかしである。

この時点で極楽の頂きは遥か彼方なのである。

これからチャンデバとの格闘が待っている。

お皿、ナイフ・フォーク、テーブルクロス、ワイングラス。

選ぶのにどれくらいかかるだろう。

守護神トムちゃんの力を借りてがんばろう。
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「猫の手は貨さニャイにゃ。」
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by gokurakutojigoku | 2014-04-17 00:16 | アンプ | Comments(16)
2014年 01月 13日

兄妹対決

4wayにしてからはツイーターのみパッシブで、エールのミッドハイ 4550PBe からコンデンサー、コイル、

アッテネーターを介して送っていたが、3way マルチに比べて中高域のヌケが悪くスッキリしない。

エールシステム4way完全マルチ化を目指してツイーター用パワーアンプの試聴をした。

チャンデバをもう1台用意し、SPケーブルはJBLに使用中のFRYを流用。
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下がPass Labo XA100.8 。XA100.5 の後継機である。

今月の中旬以降に正式販売のため試聴機はプロトタイプである。

XA100.5 より発熱は少ない。

上がFirst Watt SIT-1 。

同じ Nelson Pass の設計で、SIT という3極管のような特性を持ったトランジスタをシングルで使っている。

出力は10wだが盛大に発熱する。
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先に試聴したのは XA100.8 。

まず感じたのはヌケの良さ。

高域の質が高まると全体が締まって洗練された音になる
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最初は8800Hzで繋いだが、10600Hzのほうが透明感が増す。

非常にいい!

次に SIT-1 。
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一言でいうと大人しい。

透明で緻密。

同じ Nelson Pass だから”音の色”は同じだが、使用デバイスによって彩度が変わるのだろう。

XA100.8 の質量感のある高域が実に魅力的だった。
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by gokurakutojigoku | 2014-01-13 00:13 | アンプ | Comments(12)
2013年 03月 12日

ガリ

Pass のチャンデバのアッテネーターは時間が経つと必ず「ガリ」が出る。

レベル設定が決まってしまえば頻繁にさわるものではないが、合わせたいポイントに止めると

「ジジジー」とノイズを出すのが辛い。
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実際にはレベル設定がバッチリ決まることなんてないのがいつまで経っても救われない所以である。

アッテネータ交換は単純な作業だが、仕事柄家に帰ってまで細かい作業をしたくないというグータラな

理由で取り寄せた部品をしばらく眠らせてあった。
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交換してみると実に快適である。

つまみを回すとガリを伴わずにレベルが変化する。

いつかガリが出ない高品質のアッテネーターに変えたい気持ちもあるが音質まで変わっちゃいますかね?
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by gokurakutojigoku | 2013-03-12 11:47 | アンプ | Comments(4)
2012年 11月 15日

Ayre KX-R

Cello のSuite & Palette は残留ノイズが大きく、ハムも曳きやすいがLevinson 独特のナイーブさが魅力

で手放せなかったのだと思う。

しかしプリアンプとしてのEMT JPA66 を聴いてしまうと残留ノイズの少なさ、レンジの広さ、音の解像感に

感心してしまう。フォノ入力はこれで良しとしてもライン入力は我慢できそうにない。
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実は以前から気になっていたプリアンプがあった。Ayre KX-R である。入力インピーダンスが1MΩでCello

の設計思想と似ているからなのか音にも共通点が感じられる。洗練されていながら冷たさのないウォームな

感触に加えて青天井的ダイナミックレンジに驚嘆する。遠近感も深く音場が平坦にならない。
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Levinson の DAC No.30.6 との相性も非常に良く、リズミックに弾むベースは演奏の完成度が向上

したかのよう。

JPA66 はKX-R を通したほうが表情に粘りが出るように感じられる。

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Cello の Suite & Palette を使っていた2人の檀家さんが相次いで KX-R に鞍替えした事実が小生の

背中を強力にプッシュしていたが、そろそろ年貢(お布施)の納め時かもしれない。
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by gokurakutojigoku | 2012-11-15 01:17 | アンプ | Comments(6)
2012年 10月 17日

JPA66

JPA66 をプリとして使うとEMTらしい力強さに広いレンジ感が伴った音になる。

しかしこれはアナログの音の話である。

JPA66 には2系統のライン入力がある。
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CDを接続したラインの音は「かなり酷い」と言って差し支えないと思う。

マイルスのペットは刺々しく全体のイメージは安っぽい硬質感がある。

Levinson のLNP-2L をラインに繋いで外部フォノイコとして使おうと目論んでいたがこれはもっと聴けない。

さらに CD から LNP-2Lをバッファーとして噛ませてラインに接続したが変化なし。

Cello から JPA66 に簡単にスイッチとはいかないようだ。
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JPA66 の初期版のライン入力はアンバランスのみだったが小生のはバランス入力が増設されている。

おそらくユーザーから指摘されたのだろう。

ステサンや管球王国の記事に「フォノイコライザーとして使用を云々・・・」的な言い方をしているのは

間接的ににライン入力の質を評価していないと勘ぐってしまう。
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by gokurakutojigoku | 2012-10-17 14:46 | アンプ | Comments(8)