カテゴリ:訪問記( 14 )


2017年 02月 13日

Precision Sound

MAGICO Q3 + Jeff Rowland と聞いて小生が思い浮かべる言葉は、繊細、精密、精緻。

システムの概要を伺った時はそう思いました。
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札幌市在住のA氏宅に足を運び実際に聴かせて頂くと想像していた通りの”迷いのない”ストレートな音でした。

そして時間が経つにつれて感じたのはほんのりとした優しさ、温かさ。

非常に緻密な骨格の中に”人肌に温めた銀の延べ板”のような柔らかさがあって冷たさや鋭さを感じないナイーブな温度感があります。

”Jeff Rowland は静かなアンプ” という印象が強いのですがまさにその通りで、

お聴かせいただいた間残留ノイズを全く意識しなかったのは凄い事だと思います。

滑らかさや柔らかい暖かさはこのアンプの高S/Nに支えられているのでしょう。

CDは Esoteric G-0Rb で同期させた dCS Scarlatti 。
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Jeff のプリ CORUS の下に置かれた別売り強化電源 PSU に変えてからさらに魅力が増したとのこと。

メインラックとパワーアンプの Jeff Model825 のベースラックは Zoethecus 。

CD と プリは更にオーディオボードでインシュレーションするという徹底ぶりです。
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インコネやSPケーブルはValhalla2 で統一。さらにケーブルインシュレーターで制振する念の入れよう。
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電源はPSオーディオと HYDRA と言う名前の電源フィルターで浄化して、さらにEsotericのケーブルを使うという徹底ぶり
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最高の食材を最高のスパイスで仕上げたシンプルな料理の如く、

素材の旨みを最大限引き出した最も贅沢な料理を堪能させて頂きました。

クラシックは濁りの全くない澄んだ空気のホールに弦やホルンが響き渡ります。

木管楽器のメタルのキーがパタパタと閉じる音が本来あるべき距離から聴こえてきます。

クラシックが、音決めのメインソースであるシステムですが、小生としてはジャズに心奪われました。

軽量FR2シーターのようなクイックなハンドリングを想わせる反応の良さがジャズを引き立てます。

ステレオサウンド企画の Rosemary Clooney はこれぞハイレゾと思わせる外連味の無いストレートな美しさ。

SACD盤 Bill Evans の Waltz for Debby は小生にとって過去最高の音質で呆気にとられてしまいました。
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シャープでありながら鋭さを感じない、細身にならない、血の通った音。

類似のシステムを鳴らす者にとってお手本であり、目標になりうる素晴らしい世界を知らされました。
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by gokurakutojigoku | 2017-02-13 13:46 | 訪問記 | Comments(2)
2016年 08月 07日

コーナーヨーク

以前紹介したハーツフィールド使いのT中さん。

紆余曲折の末辿り着いたのはタンノイ コーナーヨーク。
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モニターレッドを包み込む箱は実に美しいミントコンディションです。

これ以上の個体は二度とお目にかかれないであろう一期一会の世界です。

このスピーカーをドライブするアンプは従来通りマランツ7&8。

「デッドストックを見つけた」と言われたら疑いを持たないくらいの完品です。
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オリジナルや良質のセカンドスタンパーのジャズをこよなく愛するが故に

アナログプレーヤーにも鉄心石腸をもって信念を貫きます。

以前からお使いのトーレンス TD-124は今も新品同様の美しさです。
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そして今回初めて拝ませて頂いたフランス製プエールクレマンのプレーヤーとモノカートリッジ。
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その音像は程よく引き締まっており、良き時代のジャズをある種の緊張感を持って鳴らしてくれました。

ある意味SPUと対極の音ですがモノラル録音がこれ程輝いて聴けるとは大きな驚きでした。

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大変程度のいいアナログレコードを厳選して収集していますが、その内容はジャズファンなら何時も聴きたいと思うものばかりです。


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富良野の農村地帯は早くも収穫の季節になってきました。

ふらのマルシェでは野菜はもちろん、メロンやスイカが大量に売られていました。

雄大な自然と美味しい農産物、そして都会ではありえないクリーンな電源環境に舌鼓を打ってしまいました。

T中さん、せっかくの休日に時間を空けていただきありがとうございました。



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by gokurakutojigoku | 2016-08-07 00:14 | 訪問記 | Comments(6)
2015年 10月 25日

マグネットマジック

雪まじりの荒天の中御来道された四匹の侍達と北の達人邸を訪問しました。
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向かって左端のS藤さん以外はこの装置初接見です。

S藤さんはご自分のシステムのお手本としてのこの装置の細部に目を凝らします。

中央左手のY山さんは、豊かな音楽を再現する手段としてのオーディオに耳を傾けます。

中央右手のじゃじゃおさんは歩く測定器です。

右手のT中さんは出音と装置の論理的摺合せに没頭します。

右端の北の達人さんは余裕の表情で侍達の斬鉄剣を受け止めます。
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今回の見どころは2つ、

highとmid highのドライバーがより大きなマグネットに換装されたこと、
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そしてプリやCD等の送り出し機器をチャンデバ・パワーアンプゾーンに移動させ、チャンデバとのバランスラインの短縮を図ったことです。
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以前に比べ明らかに力強さとヌケの良さを実感しました。

やや大きめだった音像もタイトになってフォーカスがよりシャープになったと思います。

マグネットとケーブルの長さが変わっただけで起きた変化量にオーディオの奥深さを感じました。

同時にクロスの再設定等は行っていますが、能率や音圧が変われば全体のバランスも変わってしまうのでこれはmustなのです。

山登りは頂上直下が一番苦しいものですが、山頂が視野に入ってきた北の達人さんに助けられて

小生も力を振り絞って頂上を目指したいものです。

同じエール使いとして。



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by gokurakutojigoku | 2015-10-25 22:30 | 訪問記 | Comments(4)
2015年 08月 01日

Autograph

以前より一度聴いてみたいという願いが叶い、札幌市内のタンノイのあるお部屋を訪問しました。


「豊かな木質の響きが部屋いっぱいに充満する。」

このスピーカーに抱いてきたイメージです。
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マッキントッシュとの組み合わせは更にこのイメージを増強します。

スピーカーの前に並べられた箱はすべてクラシックのオリジナル盤で

ソフトの収納部屋に収まりきれないコレクションです。

今日は氏のオリジナル盤コレクションを、憧れのAutographの音で思う存分聴かせて頂きました。
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驚きました。

シャープです。

きりっとした緊張感さえ思わせる明晰な音です。

Autographをよく知る者ほど感嘆の声をあげることでしょう。

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マニア的常識を排除して冷静になって聴き込んでいくと・・・、当然ですが土台はAutographです。

透明感、精彩感、緊張感とAutographの豊潤な響きが違和感なく溶け合っている未体験の音です。

ウォームな感触でもなく、煌びやかでもなく、化粧を落としたらオーガニックな美人だった・・・?みたいなところがあって、

弦が弦らしく、ピアノはピアノらしく在るがままに・・・・・

しかし箱の無いストレートな音とは違う何か有機的な色彩感が、「あぁ、タンノイを聴いているのだ!」と我に返るのです。

氏はクラシックファンですがジャズにも造詣が深く、このAutographで聴くジャズにはたまげました。

ベースのピチカートは切れ込みがよく、過不足なく制御されたブラスのメタリックな光沢感に痺れました。

拙宅のJBLシステムよりよっぽどジャズらしいです。

ベースのランニングはこちらが思わず走り出したくなるようなリズム感です。
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Autographの上にはエールの1750DEPBeが比較的低いクロスから添えられていてこれが全体の方向性を決定づけているのでしょう。

Autographとは思えない情報量はVALHALLAのSPケーブル、VALHALLA2のフォノケーブルが担保していてます。

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EMT JPA66を最大限生かすべく最近購入されたカートリッジEMT JSD P6.0、ターンテーブルSpiral groove、トーンアームAxiom

以前使っていたノッティンガムのアナログプレーヤーより切れ味が増したそうです。
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氏の音楽ライフを支えるソフト群です。

アナログは殆どがオリジナル盤。アナログで入手できない新しい録音はCDで蒐集です。

この部屋のソフトはごく一部で、ほかの部屋にも膨大な量があるそうです。
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貴重なオリジナル盤をベストコンディションで聴くためにこのハンルのレコードクリーナーは必須であると仰ってました。
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録音や盤質を吟味して蓄えられたオリジナル盤から、その時代の空気を再現する。

遺跡から出土した種を現代のプランターで発芽させ開花させるが如く・・・・・。

そんな覚悟にも似た気迫に満ちた音に脱帽です。







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by gokurakutojigoku | 2015-08-01 01:29 | 訪問記 | Comments(2)
2015年 07月 09日

宇宙旅行

2回目の宇宙旅行です。

これは紛れもなく宇宙船です。

                                                 宇宙船を操縦する宇宙人
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音楽を聴くお部屋をこんなムラサキに染めるなんて誰が考えるでしょうか。

「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリックだって思いつかなかったでしょう。

敢えて言えば、デビッド・リンチの「砂の惑星」のテイストかもしれません。
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HAL9000コンピューターも当初は混乱したようですが・・・・・。

                                放心状態のHAL9000と、さらに混乱させようと奥で装置をイジル宇宙人
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徐々に分析を始めます。

そして分析に必要なデーターを取得するために宇宙人に探りを入れます。

                                                 大まかな分析を終え我に返るHAL9000
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分析結果はこちらで → http://hal4550.exblog.jp/

今回の新しい秘密兵器がコレです。
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公共施設等で壁に貼って使っていたフルレンジ平面ユニットとのことです。

”普通”のオーディオファンは絶対に使わないものに可能性を見出すところが”地球人”ではありません。

なるほど、このユニットをoffにしてみるとその効果がよくわかります。

そもそも信じられないのが、このシステムは1か月程前にガラガラポンして完成したのが訪問日の午前中です。

それなのに恐ろしいまでの完成度!

4時間近く宇宙飛行しましたが全く聴き疲れしないまとまりの良さは地球人の技ではないと確信しました。


宇宙船の秘密を知った我々は最後にレーザー兵器で抹殺されました。
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夜はリベロ氏の秘密基地「三ツ石」で究極の料理を堪能しました。
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以前来た時も料理の素晴らしさに感心しましたが、板前さんの腕は更に進化していました。












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by gokurakutojigoku | 2015-07-09 00:02 | 訪問記 | Comments(6)
2015年 02月 15日

ブライトサイドへようこそ

いつかは訪れたいお部屋のひとつ。

チャンスは突然やってきた。

壁一面スピーカーで埋め尽くされたその威容はまさにモノリスである。

10年でこの音まで上り詰めた。驚異的スピードである。
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エレボイの30wスーパーウーファーに圧倒される。
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前座に聴かせて頂いたスターウォーズのテーマ曲で小生は撃沈された。

しっかりとしたベースの上にブリリアントな金管楽器が冴えわたる。

このスターウォーズは唯一無二、絶対に他では聴けない。

本当に凄い。

これ以上何を望むのか!?


ヨハネスさんはクラシックファンである。

低域から高域まで過不足ないバランスのとれた Mahler Symphonie No.5 に沈黙。

Sibelius の Simphonie は禁欲的とも思える抑制が小生を魅了する。

これ以上何を望むのか!?

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STUDER のCDプレーヤーから送り出される音楽はアッテネーターを経由して

ADC, DAC で処理されパワーアンプへと導かれる。
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スーパーウーファー4発となれば、小生ならもっと低域をドーンと出したくなる誘惑に駆られるところだが

抑制の効いたレベルコントロールは、いつまでも聴いていたくなる旨味となる。

大人の見識である。
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続いてジャズも聴かせていただいた。

ショックだった。

クラシック中心に音合わせをしているシステムとは思えない鳴りっぷり。

拙宅のエールシステムでジャズなんてとても聴けたものじゃない。

これ以上何を望むのか!?


今日の最大の収穫は「バランス」である。

そうだ!拙宅のシステムはウーファーを開けすぎなんだ。だからバランスを出すためにmid high と high を開ける。結果、弦がきつくなる。

オーディオの一番大切な要素を再認識させて頂いた。

ヨハネスさん、HALさん、小生、お互いひとの事をビョーキだと罵り合う。

同行したカミさんが憐みの眼差しを送っていた。



魯迅曰く、”自己満足しない人間の多くは、永遠に前進し、永遠に希望を持つ。”

ヨハネスさんはそんな人なんだと思う。

ヨハネスさんのブログはいつも露出を押さえているので、適正露出で写しました。

ブライトサイドへようこそ!





















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by gokurakutojigoku | 2015-02-15 22:31 | 訪問記 | Comments(2)
2015年 02月 15日

前進

HALさんは元気です。

いや、元気になりつつある。

突然ぽっかりと空いた大きな穴は一生埋められるものではないが、その周囲を美しいお花や供物で埋め尽くそうと日々想像絶する奮闘を続けている。

あの日からオーディオと音楽に、真剣に対峙する事は無くなったという。

それでも絶望的な気持ちに鞭打って、いつか来るであろう夜明けのために装置の維持は欠かさない。
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訳あってパラゴンという大輪を招き入れた。

今は亡きHALさんの愛妻の面影である、と同時に愛妻に気遣いくださった方への感謝の気持ちでもある。
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右は生前奥様にプレゼントしたデコラ。

左はその後ご自分用に探したデコラ。
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デコラに並べられた奥様の遺影がHALさんの前進を力強く後押ししている。
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涙で目が洗えるほどたくさん泣いた人は、視野が広くなる、という。

四月二十八日の一周忌を済ませたら”HAL4550”は復活すると爽やかな笑顔で教えてくださった。

今まで以上に広い視野でその想いを書き綴ってくれることでしょう。
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「ぐちをこぼしたっていいがな 弱音を吐いたっていいがな 人間だもの たまには涙をみせたっていいがな 生きているんだもの」---------- 相田みつお

小生のような若輩が人生の先輩にかける言葉ではないが、・・・・・救われる。


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by gokurakutojigoku | 2015-02-15 01:01 | 訪問記 | Comments(8)
2014年 12月 23日

脱オーディオ・オーディオの世界

STEREO誌 新年号に”北の達人” Sさんの記事が掲載されました。
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当ブログの記事「強い刺激」 http://sinjitara.exblog.jp/20533138/ と合わせてご覧ください。

これは実際に聴いた者にしかわからない世界です。

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by gokurakutojigoku | 2014-12-23 21:32 | 訪問記 | Comments(4)
2014年 01月 04日

酒とバラの日々

毎年この島を訪れるというのに・・・・・、
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毎年近くを車で通っているのに・・・・・、

いつもブログを拝見しているのに・・・・・、

何故か遠くにいた人。

dardaさん。

小生がゴルフもバイクも門外漢だから・・・・・、

いや、白状すると音のベクトルの方向が違うような予感があって・・・・・、

それでいざ聴かせて頂いたら・・・・・。
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HALさんの言う通り。
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まったく違和感がない。

誤解しないでほしい。お聴かせいただいたジャズにこれ以外の音は考えられないという意味である。

「唯一無二」とはこのことだと思わせる。
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小生に、理想の音は?と尋ねられたら即座にこう答える。

”帯域の広いフルレンジ”

音源は一点。

マルチアンプシステムなのに、まるで音源が一点。

理想であるが現実ではありえないという違和感が小生を包み込む。

その違和感が次第に小生の中で快感へと収束していく。
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お聴かせ頂いた "Dinah sings Previn plays" と "Ripasso" なるイタリアワイン。

どちらもベルベットのような口当たりのフルボディー。

小生の好みを見透かされているようだ。

リベロ君一族が借りた貸別荘に友人のF君一家と共にお招きいただいた。
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勿論dardaさんも合流。

先ほどの驚異的に旨いワインとリベロ一家が腕を振るった料理で実に楽しい時間を過ごさせていただいた。
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dardaさん、ご迷惑でしょうが毎年音を聴かせて・・・いや、勉強させてください。
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by gokurakutojigoku | 2014-01-04 22:06 | 訪問記 | Comments(10)
2013年 11月 08日

頂きは一つ

こんな体力のない小生でも若いころは北海道の山々の魅力に取りつかれていた頃があった。

山に登るといつも己の能力の限界を再認識させられたものだ。(体力が無い、技量が無い、根性が無い)
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ヘロヘロになるのを承知で登り、予定通りヘロヘロになっている自分の精神構造に疑問を感じながら

登り切った時には一切の疑問は消滅し眼前に極楽浄土のような大パノラマが広がっているのである。

大雪山の名峰トムラウシの山頂に到達するには複数のルートがあり、それぞれに全く違う魅力があり

装備や必要な日程も異なる。
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以前から音を聞かせていただきたいと願っていたナゾ男邸を巨大な金属ラッパに背中を押され

大変お忙しいところを訪問させていただきました。

先ずは今回の目玉、エール音響製ステンレスホーン。
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凄い迫力である。大きさだけで見れば特別珍しいものではないが、この金属の肉厚は恐らくは

世界でも唯一無二でしょう。
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音を出して一同息を飲んだ。凄まじい静粛感である。“静粛”に凄まじいという形容詞は違和感を覚えるが、

むしろスピーカーからこの音が聴けることに違和感を感じてしまう。

ホーンの固有の音を一切乗せずにドライバーが発する音にホーンロードのみをかけた・・・。

そう、そう、そういう事なのでしょう。オケの弦はまるでナマを聴いているような、

本当に美しく、ホールの透明な空気感みたいな、

オーディオファンがナマを聴いたとき「ああっ、降参!」と呟くように・・・・・。

エール7550からTAD TD-4001 に換装し再度ホーンを味わってみます。
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失言です!ホーンの味はありません。

ひたすら黒子に徹してドライバーにロードをかけ続けるんです。(黒子にしては随分ピカピカですが・・・・・)
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ナゾ男さんは都合6組のスピーカーと戯れています。(何の都合かはナゾですが)

4350改は実にしっかりとした鳴りっぷりでJBL2450ダブルのエネルギー感が心地良い。
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ゴールドムンド エピローグはこの中で小生が最も気に入ったスピーカーです。
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演奏に厚みや重量感があり、それでいて鈍重さを感じないトルクのある音です。

50’~60’年代のジャズを思いっきり聴きたい衝動に駆られました。


B&W Nautilus はナゾ男さんが最も苦労されているスピーカーだと感じました。(間違っていたらごめんなさい)
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オリジナルのチャンデバで満足せずアキュフェーズの協力のもとデジタルチャンデバ DF-55を使い、

以前ステサン誌上で傅信幸氏が実験したクロスとスロープを研究され更なる高みを目指しておられる。
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ナゾ男邸の音を一通り聞かせていただき頭をよぎるあの言葉。

菅野沖彦氏の「音は人なり」である。

それぞれのスピーカーやアンプの個性を尊重しながら目指す方向は見事に揃っており、

ルートや装備は違えど常に一つの頂を目指しておられると強く感じた次第です。

ナゾ男さんの体力、技量、根性には小生は足元にも及びませんが音の嗜好は非常に近く、

今回の訪問は己の目標を再認識させるものとなりました。

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大雪山のことをアイヌ語でカムイミンタラと言い、「神々の遊ぶ庭」という意味です。

ナゾ男さんのオーディオルームに入った時このことを思い出しました。

また近いうちに是非再訪させてください。
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by gokurakutojigoku | 2013-11-08 23:40 | 訪問記 | Comments(13)