信心過ぎて極楽通りこす

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2017年 05月 22日

Smokin’

南阿蘇のご自宅は広大な敷地の中にひっそりと建っている。
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振り返ると半分以上地中に埋まった建物が・・・・・。

しかも屋根は草叢。

入口の前にはピザ窯。

あやしい・・・。
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wooさんと小生、

生まれも育ちも違う二人が同じ音を目標にシステムを組んだらどうなるか。

お互い相手のブログを眺めつつ「この人、自分に近い!」と思った時が事の始まり。

更に深く相手を知りたいと考えるのは自然の成り行きである。

全く違う世界を覗くワクワク感は言うまでもないが、

対して、同じ志の者が違う環境でどのようなアプローチで仕掛けていくのか、興味は尽きない。

一番判らないのは自分自身の事。一種の”自分探し”なのかもしれない。




VITAVOX が鳴り始めて”やっぱり”と思った。

ベクトルが小生と同じ方向なのだ。
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心に染み入る女性ボーカルが堪らない。

ナローで豊潤で25年物スコッチのシングルカスクのように”琥珀”の味わいである。

高域にタンノイのツイーターを添えているのは氏の見識である。

仕事が終わって心地よい疲労感の中、ゆったりと音楽に身を委ねたい。そんな時にこそ聴きたい音なのだ。

このスピーカーを鳴らすアンプは紆余曲折の末辿り着いたというUnison Research S8 。

今は亡き親友から譲り受けたこのアンプは彼の唯一の形見になってしまったそうだ。

この音はS8でしか出ないと仰る。いや、亡き親友が寄り添った音なのかもしれない。
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もう一組のスピーカーはAvantgarde Trio 。
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ダイレクトラジエーターが当たり前の現代において貴重なホーンスピーカーの雄。
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このワイドレンジなスピーカーを鳴らすパワーアンプはNAGRA VPA 。

Unison Research S8 と共に同じ高圧送信管845を使ったVPA を選択したのは偶然なのだろうか。

それとも惹かれる音に正直に従った必然なのだろうか。

そしてまたしても”やっぱり”である。

ワイドレンジだが「ドンシャリ」でない。

高域は素直に伸び、低域は過度に膨らむことはない。

小生がAvantgarde に抱くシャープなイメージは踏襲しながら全体域にわたってかなりフラットな感触。

定位感も理想的で惚れ惚れする。

ボーカルの口元がやや大きくなるのは拙宅のエールシステムと同じ。

口径の大きなホーンの宿命か。


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送り出しの器機は小生と嗜好が良く似ている。

Thorens Reference と EMT JPA66 の組み合わせは我々の御神体である。
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イギリスのアンティーク家具でまとめられた室内は実に居心地がよく、ハイランドウイスキーを舐めながらシガーを燻らす。

イギリス製のVITAVOX はそこに溶け込むように鎮座し琥珀色の音を奏でる。

ご本人はビジュアル優先とのたまうが、ビジュアル無視、性能優先の方々が聴いたらどう思うだろう。
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実はここまで追い込んだ情熱にこうべを垂れると共に、内心素直に驚きました。

そういう意味では想定外でした。












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by gokurakutojigoku | 2017-05-22 23:45 | Comments(21)
2017年 05月 21日

春の天草

気持ちいいです。

もはや初夏の佇まいすら感じる九州天草。

陽射しは強いが頬を撫でる風は爽やかで、

ここに別荘なんて持てたら、と思うのは贅沢でしょうか。

その贅沢を実行するwooさんとは旧知の仲。ただしブログを通しての話です。

今日初めて会ったとは思えない不思議な感覚で会話が進んでいきます。

時間が経つにつれバーチャルなwooさんからリアルなwooさんに頭の中の認識が入れ替わっていきます。

先日完成したばかりの別荘は細部までよく作り込んであります。

至る所にセンスの良さが光ります。
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夕食は地元のオーベルジュ「天空の船」

夕日が自慢の絶景ホテル&レストラン。

おいしかったー。
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一夜明けてwooさんの奥さん手製の朝食が!

朝から申し訳ないと思いつつ、その美味しさに感激しました。

しかもwooさん焙煎のコーヒーが小生の好みにドンピシャリ。

いや、この味は誰が飲んでも美味しいはずです。

実は小生、コーヒーにはうるさいんです。
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”やっぱり”思った通りです。

このご夫婦只者ではない。





・・・・・つづく

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by gokurakutojigoku | 2017-05-21 00:09 | Comments(2)
2017年 05月 05日

千島桜

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北海道でもなかなかお目にかかれない桜です。

色が変化するとは知りませんでした。
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今年のGWは気温が高すぎます。



 この桜は札幌の「寒地土木研究所」の敷地内にあります。普段は一般人の立ち入りは禁止です。この時期だけ一般開放しています。









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by gokurakutojigoku | 2017-05-05 23:50 | Comments(4)
2017年 04月 28日

長沼町

先日夕張方面に所用で行った帰りに札幌近郊の農村地帯にある長沼町に寄りました。

ネットで目星を付けておいたで昼食処に行きます。

"FAMILY TREE CAFE"

雑誌の「天然生活」や「ナチュリラ」から抜け出してきたようなご夫婦が営んでいるお店です。
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廃業した古い金物屋さんを改造していい雰囲気を出してます。
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実は食事を注文した時はあまり期待してなかったのですが(失礼)、食べてびっくり。

ツナと生姜と大根おろしのパスタ。

唯一無二。適度に効いている生姜を大根おろしがなだめてツナに寄り添うハーモニー。
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こちらはナポリタン。

安っぽいケチャップ臭とは無縁のコクのある味。

どこかで食べた味と思ったら、そうそう、三ツ石のオムライス!

オーガニックな食材にこだわっているそうで、なるほどこの町なら新鮮で安全な食材に事欠きません。
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店内の装飾もシンプルでセンスがよく、料理と相まって非常に居心地のいい空間でした。

また寄らせていただきます。



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by gokurakutojigoku | 2017-04-28 23:44 | Comments(10)
2017年 04月 14日

雨のち晴れ そして雪

寒い札幌を離れて東京へ来たが、

初日は大雨&札幌と大差ない気温。


悔しいから鰻を食べる。

うなぎ秋本
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ミシュランで☆を獲得した鰻・・・・・フランス人に何がわかる!?

あぁ、わかるんだ。ペコリ。

ふわふわの肉質に絶妙なコクのたれ。

数十年に渡り継ぎ足されてきた官能的な秘伝のタレに脱帽です。


夜はDW'sの皆さんが称賛する三ツ石のフレンチ。

「自家製、鮪のオイル煮、ホタルイカ、モッツアレラチーズ,甘熟トマトのニース風サラダ仕立て」ーーー禁欲的と思える抑制が・・・
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「カンパチのカルパッチョ トマトジンジャーソースと山葵風味オリーブレモン」---透明感と柔らか味の同居。
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「天然真鯛と富山産白エビの重ね焼き 浅利とグリーン春野菜の軽いフリカッセと共に」---粘りとコクがあるのに切れ込みがいい。
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「伊達鶏のグツッリアータ 粒マスタードソース」ーーー洗練されたピアノトリオ。
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「シラスとサルディニア産カラスミのアーリオオーリオ スパゲッティーニ」---クリアーな輪郭。
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「オーストラリア産牛フィレ肉のアロースト 黒胡椒ソース」---引き締まった音像

このワインがまた凄かった!ーーー帯域は広いが大味にならない節度感。
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〆は噂のオムライス。

中身は単純なケチャップチキンライスではありません。ーーーランチにこれだけ食べたい!
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デザートはデコポンのタルト。腹いっぱいだというのに写真を撮るのも忘れてがっついてしまいました。

竹上シェフの洗練された技に脱帽です。



翌日は晴れ。気温は22℃。桜も見れました。
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千歳空港に帰ったら気温1℃。

翌日、朝から雪。
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北海道の春はこれからです。




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by gokurakutojigoku | 2017-04-14 23:12 | Comments(10)
2017年 03月 11日

もう一発

国境の長いトンネルを抜けなくても雪国であった。

朝起きてびっくりした。

前回のブログから順調に雪解けが進み、路面は乾き路肩に雪を残すのみだったのに・・・。

15cmは積ったかな。
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北海道の3月なんてまだ冬なのよ。

4月でも油断できない。

今日の気分は プレビンのラフマニノフ。
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by gokurakutojigoku | 2017-03-11 22:58 | Comments(2)
2017年 02月 28日

まだまだ冬

最近毎日雪が降る。

以前除雪排雪された道路もこの通り。
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今朝の気温・・・。
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トップバッターは Harold Land 。

これはいい!

両面2回づつ聴いた。
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お次は ドヴォルザーク 。

ビエロフラーヴェク指揮のチェコ・フィルの演奏。
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聴いたのは、交響曲3番、8番、9番。

自然で雄大な演奏ですが、やや大人しい?

東欧の指揮者が振るロシアや東欧の曲は自然で外連味が無いと思う。

大人しく聴こえるのは録音も関係しているかもしれない。

少し湿度感のある音で、もう少し見通しが良ければと思う反面

これがカラッと晴れ渡るといい意味での重量感が無くなるのはいけない。

この録音、湿度60%だが55%だったらベストかな。





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by gokurakutojigoku | 2017-02-28 00:30 | Comments(8)
2017年 01月 01日

恭賀新年

今年も宜しくお願いいたします。
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皆様のオーディオのご繁栄をお祈り申し上げます。

平成29年元旦   北の信者

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by gokurakutojigoku | 2017-01-01 01:00 | Comments(10)
2016年 12月 12日

早すぎる銀世界

10日の未明から降り始めた雪は1日で50cmオーバー!

おとといの朝。

この時点で40cm以上か!?
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今日の夜。

すでに60cm超えかな。

例年の1月から2月の景色。
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だからと言ってパニくる訳でもなく、いつもより早すぎる冬の到来にイラッとしているだけ。

例によってS/Nの高いこんな日はクラシックを聴きます。
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本当に静かな夜長です。

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by gokurakutojigoku | 2016-12-12 00:01 | Comments(11)
2016年 09月 21日

共鳴回路

人は悩み事や悲しみがあると音楽を聴く気にならないものだ。

気晴らしに聴くという気にもならない。

小生に限らず皆そうであろう。

己の中の”共鳴回路”が作動しないのである。

スピーカーから出てくる音は物理的には聞こえるが音楽は逆相成分で打ち消されたように心には全く響かない。

音の質感、バランスなんて考えもしない。

この一ヶ月間殆どアンプに灯を入れることはなかった。





10日程前に甲状腺を半分切除した。

4年前から甲状腺腫瘍の経過観察をしてきたが増大傾向と強い違和感があるためここに来て決断した。

整形外科で手足の手術は受けた経験があるが「首を切られる」のはすこぶる気が重い。

術前の細胞診では良性or悪性の判断はつかない種類なので術後も気分は晴れない。

切除後の病理検査で「シロ」と出て、文字通りやっと胸のつかえが取れた。

晴れた気分で聴く Miles や Clark Terry は何時に無く冴え渡っている。

いや、己の共鳴回路が冴え渡っていると云うのが真相なのかもしれない。
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悩んでいる時に聴いたクラシックは殆ど”葬送行進曲状態”だったが

今聴いているラフマニノフは優美なロマンティシズムを放っている。
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生活が立ち行かなくなった時、最愛の家族や友人を失った時、音楽を聴けるのか?

その答えをパウル ヒンデミット(ドイツの作曲家)が言っている。「受け入れる心になるまでは、音楽も意味のない騒音にすぎない。」

究極は、不治の病で希望が持てなくなった時、”その日”が来るまでに「受け入れる心」が一時的にせよ取り戻せるだろうか?



元気なうちに聴こう。元気なうちにオーディオ弄ろう。

それでいいと思う。

それしかない。













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by gokurakutojigoku | 2016-09-21 22:58 | Comments(19)