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信心過ぎて極楽通り越す

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2022年 11月 30日

復帰






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今年8月に、導入後8年目にしてDACの基盤とソフトウェアのアップデートがリリースされた dCS Vivaldi DAC。

その後、拙宅のトランスポートに異常が発生しました。

通常のCDディスクは問題なく再生しますがSACDディスクは読み込ません。

CDトランスポートのピックアップ部の劣化はよくあることなので修理に出しましたが、

原因はピックアップのオプティカルユニットではなくメカ部メイン基板の不良でした。

この機会に消耗品を交換して2か月の入院から復帰しました。

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新しいRing DACを通したCDの音はにじみがなく明晰で情報量も向上しているのは確認していましたが、

その音は本当の実力ではなく不完全な状態のトランスポートの音を聴いていたようです。

キレ過ぎない絶妙な解像感とミネラルウォーターのような有機的な味は今までの Vivaldi とは一線を画すものです。

オプティカルユニットの交換は、データーの読み取り精度を向上させているだろうし、

ベアリング交換による軸受けのガタの排除は、駆動系のサーボ量を最小化していることが予想できます。

精密高性能な機器は適切なメンテナンスの上に成り立っているという当たり前のことに気付きます。
















by gokurakutojigoku | 2022-11-30 00:05 | デジタル | Comments(2)
Commented by sankanchi at 2022-12-01 08:48
DAC,メンテナンス完了で復帰しましたか、これで大兄の意欲も、増してくるとメデタシ 〃 ですね。
「精密高性能な機器は適切なメンテナンスの上に成り立っている」そうなんですね、でもすぐに忘れてしまいがち、また、勉強させてもらいました。
Commented by gokurakutojigoku at 2022-12-01 09:57
sankanchiさん、DACのアップグレードの段階で凄いなと思ってましたが、トランスポートが帰ってきてびっくりでした。
特に通常のCDの変化量は大きく音の粒立ちがまるで違います。
経年劣化とエージングは似て非なるものです。
システム全体のチェックも少しずつしていこうとおもいます。
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