2022年 02月 02日
LAXMAN MC cartridge demagnetizer XA-1。 MCカートリッジは長時間使うとコイルの部分が磁化してしまい本来の音が損なわれるので、 そのコイル部分を消磁するための機器だそうです。 30年から40年位前の発売でしょうか。 この頃の日本のオーディオメーカーは元気でした。 オーディオマインドの筆頭檀家のOさんにお借りしました。 我が家にあるユニバーサルヘッドシェルに装着されているカートリッジは全て消磁しました。 今回聴き比べたのは10年以上使っている Ortofon Meister silver GE MK Ⅱ と 8か月前に導入した EMT TSD Anniversary limited edition の2本です。 右の黒いボタンを押すと2つの赤いランプが点灯して消磁を開始します。 約5秒でランプが自動消灯して終了です。 消磁前と消磁後の変化が大きかったのは何と!! 新しい EMTでした。 10年以上使っている Ortofon の方が変わらなかったのは意外でした。 EMT は出音がシャープになりました。 新品時のエージングが進んでいない硬い音とは違います。 もともと輪郭のしっかりした音ですが最近は”こなれてきた”と思っていました。 こなれてきた? 磁化した? よく分かりません。 追伸 その後、Ortofon Kontorapunkt B をユニバーサルヘッドシェルに結線して消磁してみました。 僅かですが靄(もや)が消えたような変化です。 フレッシュで見通しのいい音になりました。
by gokurakutojigoku
| 2022-02-02 00:45
| アクセサリー
|
Comments(8)
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sankanchi at 2022-02-03 08:11
昔むかし、±をショートさせる方法(LUX式?)でよくやっていましたが、その後数十年忘れていました。
RCA端子を弄って試してみました。「フレッシュで見通しのいい音」が蘇ります。 また、遊べそうです。
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gokurakutojigoku at 2022-02-03 09:52
sankanchiさん、これってたしか色々な方法がありますよね。
この機械は借り物なので簡便な方法を調べてみます。
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ゴロゴロ
at 2022-02-03 12:00
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簡易な方法とすればテープレコーダー用の消磁機を近づけるやり方あります。
TEAC E-3持ってますがこわくてあまりカートリッジには試してません、あとで録音済みテープに接近させてみて どれくらい磁気記録トバせるか試します。 LUXMAN のフォノアンプE-1も使ってました。それにはアーティキュレーションというスイッチがあり 「オーディオの足跡」さんのとこを読むと 『インピーダンス切り替えスイッチをこのポジションにして音楽を再生すると、カートリッジの再生能力がその音楽に最低(?!?!)になるように調律されていきます。』とありました(^ ^)
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woo
at 2022-02-03 21:03
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gokurakutojigoku at 2022-02-03 21:52
ゴロゴロさん、小生もTEACのヘッド消磁機を持っていますが、カートリッジのマグネットまで消磁されそうで怖くてできません。
以前何かの雑誌で簡単な方法を紹介していたので改めて調べてみると、フォノケーブルの+-をショートさせて5分から10分くらい レコードをかければ消磁されるそうです。もちろんこの時は音は出ません。LAXのフォノイコも同じ原理の消磁機能が搭載されていたそうです。 今度RCAのメスをショートさせた簡単なモノを作ってみます。
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gokurakutojigoku at 2022-02-03 21:54
wooさん、RCAをショートさせて試してみてください。
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gokurakutojigoku at 2022-02-03 21:56
sankanchiさん、仰るとおりでした。+-ショートが一番簡単です。
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sankanchi at 2022-02-04 10:26
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