信心過ぎて極楽通りこす

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2013年 10月 20日

再着磁

以前から、ビンテージユニットの美音はエージングの賜物なのかヘタっているのか、疑問に思っていた。
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そこで今回、JBL375 と 075 の再着磁をしてみた。

生産から数十年経過しているアルニコマグネットが減磁しているであろうことは容易に想像がつくが、

どのくらい減磁しているのか、果たして再着磁で音がどう変わるのか、お気に入りのユニットの音に対して

改善となるのかまさかの改悪に終わるのか・・・。

広島のサウンドデンに依頼して約1カ月を要した。

戻ってきたユニットには "RE-MAGNETIZED 13年10月"のシールが貼られてくる。
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同梱されてきた計測データによると(測定位置―ギャップ、単位ーミリテスラ)

375   着磁前磁力 285mT ⇒ 着磁後磁力 319mT

075  着磁前磁力 167mT ⇒ 着磁後磁力 184mT

共に約10%の増強である。(10%減磁していたと考えていいのか?)

左が比較のために用意した後期型375。右が今回再着磁した375。
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音の感想は再着磁した375と075を 同時に鳴らしたものである。

再着磁前は後期型に比べて総じておとなしく穏健でエッジを立てないウォームな感触だった。

再着磁後は、磁力が強くなって当然能率が上がったらしくチャンデバでハイとミッドをやや絞った。

肝心の音であるが、こういう変化は初めての経験かもしれない。

矛盾した言い回しかもしれないがおとなしくウォームな感触はそのままに華やかさが加わった音になるのだ。

ピアノの右手は明快に、シンバルはキレや解像感がUPして気持ちいい。

ベースはピッチカートの擦過音や指板の音が明瞭になるのでランニングがより走るようになる。

ビッグバンドはブラスセクション独特の煌びやかさが程よく乗って再着磁の成果のハイライトだと思う。

データ的には10%だが音の変化はそれ以上で、小生としては大満足である。

発売当時の同じ375をタイムマシンで持ってきたら同じ音がするのだろうか?
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by gokurakutojigoku | 2013-10-20 00:21 | Comments(4)
Commented by hal4550 at 2013-10-20 07:16
Signatureを再着磁とは思い切りましたね。結果All Rightで良かったですね。トムちゃんは何と言っていますか?

寒くなったのでオイルヒータをと思っていましたが、MC3500に電源を入れ温々の朝です。

全く問題無しの出足ですが、ノイマンの4wayチャンデバのレベルに違和感があり、取り直しました。MID-BASS(2440)とMID-HIGHT(375)のバランスがほんの少しですが逆転しました。ひこうき雲、なかなか良い音です。慣らし運転後本来の音楽に戻る頃はバランスが戻っていると思います。
Commented by woo at 2013-10-20 12:37 x
ほほう、そう言う手が在りましたか^^

我が家のVITAVOX CN191にもアリかなぁ・・
ヤランケド(笑)

で、例のヤツ・・今晩試聴です^^;;
Commented by gokurakutojigoku at 2013-10-20 13:42
再着磁はまさにリフレッシュという言葉がピッタリの音になりました。
着磁の際に一度バラしてギャップのクリーニングもされているので多少は再エージングを待たなければならないと思いますが、思わず身を乗り出すような変化です。
トムちゃんにはまだ聴かせてません。(笑)
Commented by gokurakutojigoku at 2013-10-20 13:45
そう、以前、企みと書いたのはこのことだったんです。
例のヤツ、是非感想をUPしてください。楽しみにしてます。
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